塔ノ岳、丹沢山 ( 丹沢山:1,567.0m ) 2016.1.22 登山



【PHOTO & 記録 塔ノ岳、丹沢山 1】

1月9日(土)に 塔ノ岳、鍋割山に登って 今年の初登山を済ませたものの、その後グズグズしていたら 17日から 18日にかけての大雪によって一気に登山の行動範囲が狭まってしまった。
これは小生が冬用タイヤを所有していないからであるが、無論、公共交通機関を利用すればその範囲を広げることは可能である。
しかし、時刻表によって往復の時刻が制限されてしまう状況はなるべく避けたいところであるし、 加えてこの寒い時期にはやはり車での山行は捨てがたい。
ということで、ヤマレコを見て各山へのアプローチの状況を調べていたところ、またまた 23日〜24日にかけて降雪の可能性があると聞き、 少々追い込まれた気分になって 22日に慌てて山に行くことにする。

行き先は またまた 丹沢山塊の塔ノ岳。
ノーマルタイヤの車によるアプローチが可能な山の情報がほとんど得られなかったため、結局は安易に塔ノ岳を選んでしまった次第だが、 今回は雪の山ということで前回とは大分 趣が異なるはずである。
さらには、前回 久々に塔ノ岳〜鍋割山間を歩いたところ、とても新鮮に思えたことから、今回は 16年ぶりに丹沢山まで足を延ばしてみることにする。

1月22日(金)、5時40分に自宅を出発する。
横浜ICから東名高速道に乗った後、前回と同じルートを辿り、大倉の有料駐車場には 6時58分に到着する。
今回は平日であるため、駐車場はガラガラの状態、余裕で良い場所を確保する。


朝食をとり、バス停脇のトイレを利用した後、身支度をして 7時10分に出発する。
なお、トイレから出てきた際、丁度 朝一番のバスが到着したのだが、平日にも拘わらず結構 登山者がいることに驚かされる。

車道を進み、山神社の分岐まで来たところで、 急に思いついて山神社経由にて登ってみることにする。
前回の 塔ノ岳登山後に調べたところ、 山神社経由でも大倉尾根に辿り着けると知ったからで、同じ道を通るマンネリを少しでも防ぎたいためである。

7時17分に山神社に到着。
本日の登山の無事を祈願した後、神社横の道をさらに進む。

人家の脇を通り、杉の樹林帯に入っていくと、 すぐに 『 塔ノ岳 』 と書かれた標識が現れ、左斜面を登るようになる。
一登りで車道に飛び出すが、この車道はいつもの塔ノ岳登山口の右横を通る車道である。従って、左に戻ればすぐに塔ノ岳登山口であるが、 それでは面白くないので右に曲がって車道をさらに先へと進む。

緩やかに登っていくと、やがて左手に山小屋・水無ォが現れ、 その脇に 『 塔ノ岳登り口 』 と書かれた大きな板が見えてくる。時刻は 7時28分。

表示に従って、水無寮の脇を通って山に取り付く。
竹や欅の生える斜面の縁を登っていくのだが、足下には落ち葉が敷き詰められている上に意外と傾斜がある。 しかし、よく踏まれた道である。

やがて杉の植林帯に入ると、急斜面をジグザグに登っていくことになる。
足下に雪は全く無いので問題ないが、積雪の場合、少々苦労するかもしれない。

鹿よけの柵を潜り、さらに斜面を登っていくと、斜面の先に小さな建物が見えてくる。
何の建物だろうかと思いながら登っていくと、それはバイオトイレで、そのすぐ先で観音茶屋の前に飛び出したのだった。時刻は 7時42分。

普通に道を進んでくれば、観音茶屋には 7時35分位に着くはずなので、 7分程の遠回りとなったが、マンネリ防止として大変効果的であった。
また、急斜面を登ってきたためか、かなり暑くなったので茶屋のベンチでインナーを 1枚脱ぎ、7時45分に出発する。

ここからは先日と同じ道を辿ることになるが、この辺では足下に雪は全く見られない。

雑事 (ゾージ) 場ノ平には 8時2分に登り着き、 そこから土手のような道を少し進めば見晴茶屋に到着する。
現在、茶屋のトイレ改修中のようで、道は茶屋の前側ではなく、裏側を回ることになる。
そしてすぐに正規の登山道に合流し、急登が始まる。

この辺も雪は無く、前回と同じ状況であるため、 途中から現れる丸太の横木、そして木道が煩わしい。

雪は木道の辺りから徐々に現れ始めるが、その量は少なく、 むしろ木道上に踏み固められた雪が邪魔である。

雪が残っている部分と、土の部分が交互に現れる急斜面を登っていくと、 やがて一本松を通過。時刻は 8時26分。
その先からは足下の雪も多くなってくるが、よく踏まれて圧雪状態であるため、問題もなく登っていくことができる。

やがて、左手樹林越しに 富士山の 頂上部が見えるようになる。
山頂の雪は前回に比べてかなり増えているようである。

道が平らになると傍らにベンチが現れ、多くの人がそこで軽アイゼンを装着している。
まだ不要とは思ったものの、皆が装着しているのならば と思い、チェーンスパイクを装着する。
確かに、チェーンスパイクは踏み固められた雪の上を歩くのにかなり有効であったが、この後 雪の無い場所も結構 出てきたので、 装着しない方が良かったと反省したのだった。自分の感覚を信じるべきであった。



塔ノ岳、丹沢山 登山データ

上記登山のデータ登山日:2016.1.22 天候:快晴、後 晴れ時々曇り単独行日帰り
登山路:大倉有料駐車場−山神社−山小屋・水無寮−観音茶屋−雑事場ノ平−見晴茶屋− 一本松−堀山の家−花立山荘−花立−金冷し−塔ノ岳−日高−丹沢山−日高−塔ノ岳−金冷し−大丸−小丸尾根分岐−二俣−林道ゲート−大倉有料駐車場
交通往路:瀬谷−横浜IC−(東名高速道)−秦野中井IC−(県道71号線)− 西大竹−(県道62号線)−堀川入口−(一般道)−テクノパーク入口−(県道706号線)−新橋−(県道706号線)−大倉入口− (県道706号線)−大倉有料場駐車場 (車にて)
交通復路:大倉有料場駐車場−(県道706号線)−大倉入口−(県道706号線) −新橋−(県道706号線)−テクノパーク入口−(一般道)−堀川入口−(国道246号線)−船子陸橋−(国道246号線・国道129号線)− 金田陸橋−(国道246号線)−深見西−(側道)−大和小学校前−(一般道)−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて)

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