大岳山 ( 大岳山:1,266.4m) 2018.1.2 登山



【PHOTO & 記録 大岳山 7】

雁ヶ腹摺山の右には、 黒岳 (小金沢) を始めとする 小金沢連嶺の山々が続き、 さらに天狗棚山、熊沢山と続いて 大菩薩嶺へと至っている。
また、その小金沢連嶺の手前には、同じ奥多摩の三頭山 (みとうさん) が大きい。

写真奥 左端の山が黒岳。
その右に小金沢連嶺が続き、写真 中央の山が天狗棚山と熊沢山。
そしてその右に見える一番高い山が 大菩薩嶺
そして、小金沢連嶺の手前に見えているのが三頭山。
三頭山の右後方の山は小金沢連嶺の牛ノ奥雁ヶ腹摺山と思われる。

大菩薩嶺の右に続く稜線は、 すぐ目の前に見える御前山に一旦遮られるが、御前山の右後方からはさらに 黒金山、北奥千丈岳、 国師ヶ岳といった奥秩父の山が続いている。
そして、国師ヶ岳の右手前下方からは前飛竜、 飛竜山へと続く尾根が立ち上がり、 飛竜山から右に続く稜線は 雲取山へと至っている。

写真 左手前に見える斜面は御前山のもの。
その右手後方に北奥千丈岳、国師ヶ岳が見え、写真中央の山が飛竜山。
写真 右端の木の枝に隠れ気味の山が 雲取山

上記写真の様に、 雲取山は樹木にやや隠れ気味であるが、 少し場所を移動すると何とか見えるようになり、さらにその右には鷹ノ巣山も確認することができる。

写真 中央の山が 雲取山で、 その左下に重なるようにして小雲取山が見えている。
雲取山の右に見える大きな山は鷹ノ巣山。
また、写真左端の山は 飛竜山

そして目の前の御前山であるが、 ほぼ左右対称の形にて根を大きく張ってドッシリとしており、なかなか立派な山容である。
高さもこの大岳山より 140m近く高いそうで、その姿にかなり登高意欲をそそられる。

この素晴らしい展望を見て、やはり初めての山は良いとつくづく思う。
いつも見慣れている景色ではなく、頂上に至るまでの行程や頂上の展望から新たな刺激を受けた方が山は面白い。
加えて、そこに次に登りたいと思う山が見つけられればなお良く、御前山は間違いなくその一つである。

展望を十分に楽しむとともに、タップリと休憩を取った後、 10時58分に御岳山を目差して山頂を後にする。

先程登ってきた道を下り、鋸山からの巻き道を右に分けて、そのまま真っ直ぐ下る。
岩と落ち葉が混ざる斜面をジグザグに下り、岩の間を抜け、丸太の横木の階段を下りていくと、 やがて小さな広場に下り立つ。
時刻は 11時5分。

ここには小さな祠がいくつかある他、 しめ縄が巻かれた岩 『 ゆるぎ岩 』 というらしい)、 そして比較的大きな社殿が建っている。
大岳神社 (大嶽神社) である。

その社殿は 2つ並んでいるので、手前が拝殿、そして後ろが本殿と考えて良いのかもしれない。
また、その拝殿 (写真) の前には、可愛い守護獣が対で置かれているが、どうやら犬ではなく狼のようである。

なお、大岳神社は農業の神、また火災や盗難の守護神として昔から信仰を集めているとのことである。


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