大岳山 ( 大岳山:1,266.4m) 2018.1.2 登山



【PHOTO & 記録 大岳山 8】

社殿を後にして参道の石段を下っていくと鳥居があり、 その先に建物が見えてくる。
こちらの建物は大岳山荘であるが、今は休業中らしい。

建物には寄らず、道を左に進む。
真っ直ぐ進めば大岳山荘、右は馬頭刈尾根である。

日当たりの良い道に入ると、 道は緩やかになり、足が進む。

一方、この道に入ってからは擦れ違う登山者がかなりの数に昇り、 お陰で進む方向の写真を撮ろうとすると登山者が入ってしまって苦労する。
先程までの鋸尾根の静かな状況が嘘のようである。

御岳山までロープウェイで上がれるので、御岳山から登る方がお手軽ということなのであろう。
確かに、奥多摩駅から鋸山までの登りはキツク、また大岳山までの距離は長い。

陽の当たる明るい道を進む。
途中、岩場、鎖場なども現れるが、そこには階段もあって難易度は低い。

鎖場を越えれば、小さなアップダウンはあるものの、歩き易い道が続く。
ほぼ平らな自然林の道が続いた後、道はやがて杉林に入る。

小さなアップダウンを繰り返しながら進んでいくと、 一旦 杉林が切れたところで分岐が現れる (写真)
まっすぐ斜面を横切っていく道は再び杉林に入って芥場 (あくば) 峠を経て御岳山に至る道で、 左の斜面を登る道は鍋割山、奥ノ院を経て同じく御岳山に至るようである。

本日は左膝の調子も良く、まだ体力も残っているので、ここは迷わず左の道に入る。 時刻は 11時31分。

道は最初 杉林に入るが、すぐに尾根の左を進み、 左が自然林、右が杉林という状況の中を登っていく。

ありがたいことにこちら側を行き来する登山者は少ない。
途中で左手樹林越しに大岳山が見えるようになる。

やがて、鍋割山を巻いて奥ノ院に至る道との分岐に到着する。
時刻は 11時43分。
ここも迷わず左に進み、鍋割山を目差す。

少し急坂を登り、 一旦少し下った後に登り返せば、そこが鍋割山頂上であった。時刻は 11時47分。

大岳山はかつてその形から 『 鍋割山 (あるいは鍋冠山) と呼ばれていたと聞くが、 今はこちらの山に名前を譲ったようである。

残念ながらこの鍋割山は展望が無く、またこれといった特徴も見当たらないので、 そのまま山頂を通り過ぎ、下り斜面に入る。


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