ここからは自然林の中に杉や檜が混じる急斜面が続く。 小さな振幅にてジグザグに斜面を登り、やがてその振幅が大きくなり始めると、
少し傾斜が緩み出してホッとする。 周囲にはブナやミズナラが多くなり、 落ち葉の中に白い岩 (石灰岩 ?) が露出した緩やかな道が続く。 | |
暫く進むと白い岩は見えなくなり、さらには落ち葉も消えて土と木の根が目立つ道となるが、 この辺はあまり傾斜がなく、また広々とした感じがするので、緑が映える中、気持ち良く進んでいくことができる。 少し傾斜がキツクなってくると、やがて岩が露出した狭い尾根に取り付く (写真)。 傾斜はさらにキツクなるが、一方でこの辺は道が不明瞭で、岩が多く露出した尾根上を進むか、
その少し下を進むか迷うところである。 |
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しかし、尾根の少し下を進む道は途中で行き詰まり、
尾根上へと登らざるをえなくなる。岩場を登って無理矢理に尾根上に飛び出すと、
少し下方に祠の屋根が転がっているのが目に入る (写真)。 ここからは尾根上を進む。 なお、周囲を見渡すと今度は 鷹ノ巣山が見えるようになるが、 葉が邪魔をして見通すことができない。 | |
5分程休んでさらに先へと進む。 少し登っては平らな道となるといったパターンが続いた後、
道は再び岩の多い細い尾根を登っていく。 また、左手には
富士山が見えるようになって
テンションが上がる。 後で調べると、この辺は唐松平というらしいが、 不思議なことに周囲にカラマツは見られない。 |
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少し進むと道はまた登りに入る。 岩がゴロゴロした場所を通過すると、再び左手に 富士山が見えてくるが、 やはり木が邪魔である。 この状況に業を煮やし、道を外れて
富士山が見通せる場所を探し回る。 | |
周囲にダケカンバが多くなり、
何となく頂上が近いことが感じられるようになると、やがて先の方に赤い屋根がチラチラ見えてくる。 広く平らな尾根を進み、会所の横には 10時19分に到着。 写真 右手奥に会所の赤い屋根が写っている。 |
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