と、その時 左手を見ると、そちら側の樹林は伐採されていて 富士山が しっかりと見通せるではないか。 先程、富士山を求めてウロウロしたことが馬鹿らしくなってしまったが、 初めての山では先のことは分からず、また たとえ事前に情報を得て分かっていたとしても、 山では 「 後で撮る 」 ということは通じないので、これは致し方ないところである。 富士山は、 石尾根の高丸山と七ツ石山とを結ぶ稜線の後方にあって、おおよそ三合目より上が見えている。 | |
富士山を しっかりと撮ることができたことに満足し、会所の横を進んで頂上に向かう。ここからは少し傾斜のある道が続く。 会所の裏手 (実際はこちらが玄関) を進む。 ここも参道のようになっていて、左右には檜がキチンと植えられている。 |
|
そして、天祖神社の前には 10時26分に到着。 社殿は、このような高い所にあるとは思えない 3m四方ほどの立派な建物で、
周囲は木の柵に囲まれ、柵内には柵に沿って小さな祠がいくつも置かれている。 無事に着いたことに感謝し、神社に向かって二礼二拍手一礼を行っていると、
小生のすぐ後ろに人がいることに気がつきビックリする。 | |
左側に小さな広場があったので、
そこの倒木に腰掛けて昼食とする。 その方は先に出発し、1人になったところでこの後のことを考える。 ところで本日の気温であるが、あまり暑さは感じず、 この休憩時には風に少々冷たさを感じたくらいである。また、雲がやや多くなってきている。 |
|
10時41分に出発し、神社の裏手に回る。 平らな小スペースを通り抜けて下りに入る。 左手を見れば、樹林の間に 雲取山が見えている。 緩やかに下った後、暫くほぼ平らな道が続き、少し先で緩やかに登り返す。 写真はそのナギ谷ノ頭への登り。 | |
暫く平らな道が続いた後、 広かった尾根がかなり狭まってきたところから急下降が始まる。 下るに連れて傾斜が増し、さらに足下には岩屑があるので滑りやすく、慎重に下る。 |
天 1、   天 2、   天 3、   天 4、   天 5、   天 6、   天 7、   天 8、   天 9、   天 10、   天 11、   天 12、   天 13 もご覧下さい。