天祖山、酉谷山、天目山 ( 天祖山:1,723.3m、酉谷山:1,718.3m、天目山:1,576.0m ) 2018.5.11 登山



【PHOTO & 記録 天祖山、酉谷山、天目山 4】

と、その時 左手を見ると、そちら側の樹林は伐採されていて 富士山が しっかりと見通せるではないか。

先程、富士山を求めてウロウロしたことが馬鹿らしくなってしまったが、 初めての山では先のことは分からず、また たとえ事前に情報を得て分かっていたとしても、 山では 「 後で撮る 」 ということは通じないので、これは致し方ないところである。

富士山は、 石尾根の高丸山と七ツ石山とを結ぶ稜線の後方にあって、おおよそ三合目より上が見えている。

富士山を しっかりと撮ることができたことに満足し、会所の横を進んで頂上に向かう。ここからは少し傾斜のある道が続く。

会所の裏手 (実際はこちらが玄関) を進む。
道は檜の樹林帯に入り、途中から左にカーブした後、直線の緩やかな傾斜の道を登るようになる。

ここも参道のようになっていて、左右には檜がキチンと植えられている。
また、狛犬の変わりであろうか、道の左右には比較的新しい祠が置かれている。

そして、天祖神社の前には 10時26分に到着。

社殿は、このような高い所にあるとは思えない 3m四方ほどの立派な建物で、 周囲は木の柵に囲まれ、柵内には柵に沿って小さな祠がいくつも置かれている。
また、神社前には標識と三等三角点もあり、ここが天祖山頂上でもある。

無事に着いたことに感謝し、神社に向かって二礼二拍手一礼を行っていると、 小生のすぐ後ろに人がいることに気がつきビックリする。
誰もいないと思っており、さらに後方にも人がいない様子だったのだが、 富士山を撮りまくっている時に 追いつかれたようである。

左側に小さな広場があったので、 そこの倒木に腰掛けて昼食とする。
その際、その方と少し話をしたところ、この後、タワ尾根を下るとのことであった。

その方は先に出発し、1人になったところでこの後のことを考える。
ここまでかなり時間を要してしまったので、天目山まで進むことは無理と諦め、小生もタワ尾根を下ることにする。
できれば酉谷山だけはピストンしておきたいところであるが、これも無理かなと感じ始める。まあ、タワ尾根の下降点到着時間次第であろう。

ところで本日の気温であるが、あまり暑さは感じず、 この休憩時には風に少々冷たさを感じたくらいである。また、雲がやや多くなってきている。

10時41分に出発し、神社の裏手に回る。

平らな小スペースを通り抜けて下りに入る。
下草が全く見られず、落ち葉と土、枯れ枝が目立つ斜面であり、踏み跡もやや薄いものの、良く目を凝らしていけば迷うことは無い。

左手を見れば、樹林の間に 雲取山が見えている。

緩やかに下った後、暫くほぼ平らな道が続き、少し先で緩やかに登り返す。
登り着いた所がナギ谷ノ頭とのことだが、周囲に標識は見られない。

写真はそのナギ谷ノ頭への登り。

暫く平らな道が続いた後、 広かった尾根がかなり狭まってきたところから急下降が始まる。

下るに連れて傾斜が増し、さらに足下には岩屑があるので滑りやすく、慎重に下る。
そして、最後はかなりの急坂を下って狭い鞍部らしき場所に下り立ったが、ここにも標識らしきものは見られない (写真)
時刻は 11時6分。



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