埼玉県飯能市(はんのうし)にある「大里屋本店」の,とても柔らかくてよく伸び,しかもモチモチとしたコシのある餅と中のこし餡そしてつぶ餡との相性がよい「四里餅(しりもち)」(大福餅(だいふくもち))
今回は,埼玉県飯能市にある「大里屋本店」の飯能銘菓「四里餅(しりもち)」をご紹介します。
「四里餅」の由来は以下のようです。
江戸時代,現在の飯能市内にある名栗村では,西川材を筏(いかだ)に組んで名栗川を下り江戸に運んでいたとのことです。
筏師(いかだし)は,竿一本で筏をあやつりながら名栗川を下りました。
名栗川の上流四里(16キロメートル)は,最も流れが早く岩が多い難所であったところ,難所の「あづま渓」の入り口にあった小さな茶屋で筏師達は「四里餅」を食べ,「四里の川でもしりもちもつかず」に難所を乗り切ったとの逸話が伝わっているとのことです。
「四里餅」は,毎日つきたての,とても柔らかくてよく伸びて,しかもモチモチとしたコシのある餅で,程良い甘さのこし餡とつぶ餡を包んだ大福餅です。
「四里餅」の白い柔らかな餅の表面に「四里」の焼印が押してあり,横置に縦の焼き印のものがこし餡で,縦置に縦の焼き印のものがつぶ餡です。
とても懐かしい味の美味しい大福餅です。
隠し味の塩の塩梅(あんばい)が絶妙です。
「四里餅」の原材料は,もち米,小豆,砂糖,水飴,塩,酵素のみです。
「四里餅」は,非常に柔らかいつきたての餅ですので,その日のうちに召し上がって下さいと書いてあります。冷凍保存する場合は,1個ずつラップで包み,自然解凍して下さいとも書いてあります。冷蔵の場合焼いて召し上がって下さいとも書いてあります。
私の練馬区役所の元同僚の人からお土産として頂きました。
製造者の「大里屋本店」の電話番号は,042-972-3600です。
なお,「大福餅」に関しては,
2014(平成26)年10月25日北海道函館市の「嘉福堂」の、北海道厚沢部町産のさつまいも「黄金千貫」を100%使用した函館スイーツ「はこだて雪んこ」(大福餅),
2014(平成26)年5月30日広島県尾道市(おのみちし)因島(いんのしま)の「はっさく屋」の「はっさく大福」餅(もち),
2013(平成25)年9月11日滋賀県近江八幡市の「たねや」の「オリーブ大福」,
2013(平成25)年5月26日東京・武蔵村山の「紀の国屋」の「あわ大福」,
2013(平成25)年4月26日山形市の「わたぼうし」の「あんびん(大福餅)」,
2013(平成25)年3月27日山形市の「餅の星野屋」の「いちご大福」,
2013(平成25)年3月22日山形市の「餅の星野屋」の「丹波黒豆大福」,
2013(平成25)年3月16日JR山形駅東口のクリーニング店の「大福まんじゅう」,
2013(平成25)年3月5日山形市の「菓道八右エ門」の「いちご大福」,
2013(平成25)年1月11日寒河江の西屋の「ぢゃが福」(大福餅),
2012(平成24)年7月6日山形市の「菓道八右エ門」の「杏(あんず)大福」,
2012(平成24)年4月12日山形市の戸田屋正道の「大福五人囃子(ばやし)」,
2012(平成24)年3月21日山形市のシベールのパン工房の新商品「いちご大福」,
2011(平成23)年7月21日南陽市赤湯温泉の田中屋の「あんびん」(大福餅),
でご紹介しています。
また,「埼玉県」に関しては,
2014(平成26)年12月10日埼玉県熊谷市の「紅葉屋本店」の埼玉県三大銘菓の1つの「五家宝」(あられ・おこし),
2012(平成24)年6月4日銀座で気軽にワインと豚肉を楽しめる店「ヴァンピックル銀座(東京都中央区),
2002(平成14)年3月26日川越のさつまいも菓子「こがね芋」,「芋十まつば」,「芋十糖」その他,「亀の最中(もなか)」,そして鰻料理の「川越いちのや」等について(埼玉県)
でご紹介しています。