埼玉県熊谷市の「紅葉屋本店」の埼玉県三大銘菓の1つの「五家宝」(あられ・おこし)
埼玉県の三大銘菓として、「草加せんべい」と「五家宝」と「芋菓子」があげられます。
今回は、その三大銘菓の1つの埼玉県熊谷銘菓の「五家宝」をご紹介します。
「五家宝」は、江戸時代からつくられているようです。
「五家宝」の起源は、諸説あるようですが、水戸藩の銘菓「吉原殿中」を元に改良したものという説も有力です。
確かに、「五家宝」は、水戸銘菓の「吉原殿中」と非常によく似ています。
なお、「吉原殿中」は、2013(平成25)年8月5日水戸の銘菓「吉原殿中」でご紹介しています。
「五家宝」は、「吉原殿中」より一回り小ぶりです。
また、「五家宝」は、「吉原殿中」と異なりオブラートに包まれていません。
「五家宝」は、「吉原殿中」と同じに大豆からつくるきな粉ともち米と糖蜜を原料としたお菓子です。
もち米から作ったおこし(あられ)種を水飴などで固め棒状にした芯をきな粉に水飴などを混ぜた皮でまきつけ、更にきな粉を大量に表面にまぶしてあります。
「紅葉屋本店」の「五家宝」は、栄養価の高い良質の大豆ともち米をはじめ原料にこだわった無添加無着色の自然食品です。
「五家宝」は、きな粉の香ばしさと、おこし(あられ)の噛(か)むとやんわりつぶれる柔らかさと控えめな甘さがマッチして美味しいお菓子です。
「紅葉屋本店」の「五家宝」は、12本入り350円です。
購入した場所は、2014(平成26)年11月7日岡山県岡山市の「廣榮堂」の岡山銘菓「吉備団子(きびだんご)」でご紹介した、銀座三越(電話番号03-3562-1111)の地下2階の全国銘菓コーナーです。
製造者は、株式会社紅葉屋本店(電話番号048-521-0376)です。
なお、埼玉県の三大銘菓の1つの「芋菓子」については、2002(平成14)年3月26日川越のさつまいも菓子「こがね芋」、「芋十まつば」、「芋十糖」その他、「亀の最中(もなか)」、そして鰻料理の「川越いちのや」等についてでご紹介しています。