第一章では、『今はISO感度は動かしてはいけません。それはもっと先です。』と書きました。
ここからISO感度の動かし方が始まります。
ISO感度運用の仕方は、あなたのカメラの世代によって変わります。
ここはあなたのカメラにあったISO感度の運用方法を見つけるためのページです。
カメラの高感度特性は、2015年と2020年では激変しています。ISO感度を動かすデメリットが減っています。そのためISO感度の運用も変わります。
水中写真では、SSの運用は同調速度のため限界があり不自由です。
ISO感度のデメリットが減ったカメラでISO感度での運用が主流になります。
あなたのカメラで使えるISO感度を理解しましょう。
同じ写真を、ISO感度を100・200・400・800・1600・3200と順番に撮ってください。PCの大きな画面で確認してください。
●ノイズが増えていきます。
●ディテールがなくなりのっぺりとした絵になっていきます。ノイズ軽減のための画像処理です。
さてあなたのカメラはどうですか?
●ISO200は劣化が気にならず使えるが、ISO400はもう使えない。
●ISO200は劣化が気にならず使えるが、ISO400は気になり、ISO800はもう使えない。
●ISO400は劣化が気にならず使えるが、ISO800は気になり、ISO1600はもう使えない。
●ISO800は劣化が気にならず使えるが、ISO1600は気になり、ISO3200はもう使えない。
僕は2017年発売の中級機D7500で、ISO400までは劣化が気になりません。ISO800は常用しています。ISO1000以上は綺麗じゃないなと思います。基本的には使いません。
あなたはどこまで許容できますか?常用できるISO感度はいくつまでですか?まずそれを探してください。
●ISO200は劣化が気にならず使えるが、ISO400はもう使えない。
2010年以前のカメラでしょうか?
ISO感度の運用幅が小さく手順が煩雑になる割にメリットが少ないです。
このままISO感度運用はしない方がおすすめです。是非に希望の方はどうぞ。
●2010〜2015年前後のカメラではISO400まで常用できるのではないでしょうか?
常用ISO400以上のカメラをお持ちであれば、ISO感度運用した方が良いと思います。
●常用ISO800以上のカメラをお持ちの方は、今すぐ必ずISO感度運用を始めてください。
ISO感度運用しないのはあなたのカメラでは時代錯誤です。楽で簡単です。
しっかり勉強するけど、このHPを読む前からISO感度は運用している、先にISO感度を運用したいというあなたへ。
●第三章の前に(または並列して)第四章へ進んで下さい。特に第四章・ブレはきちんと学んで下さい。
●その後、第五章に進んで下さい。
それは、勉強する事が多すぎる・・・とにかくISO感度を使いたい!!!というあなたへ。
●第三章・第四章を飛ばして、第五章に進んで下さい。ISO(1)〜(3)だけは読んで下さい。
えっ・・・。マジですか・・・それでも、せめて・・・
●全部飛ばして、第五章・ISO(2)の最後のISO感度での対処(1)(2)(3)のどれかを選択してその一つの運用だけ覚えて下さい。理論などもうどうでも良いです、後半のチャート表を一枚選んでそれだけ覚えて下さい。
第五章・減感も読んで下さい。
減感は2022年、カメラの標準装備になっています。水中マクロ写真では、減感を常用します。
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