キョン太の連句道場

自由連句百韻「甲子園」の巻


自由連句百韻「甲子園」の巻
2003年4月1日首2003年7月9日尾
001>花咲けば疾く散る春や甲子園        
002> とぎれとぎれに泣く声の漏れ       
003>民兵か市民か怪我をしたらしく       
004> ねらい定めて放るデマゴグ        
005>何はさてそら言多き世なりけり       
006> そろそろ向かいも蠢き始めて       
007>日曜日とはいえいつまで寝てるのさ     
008> ベンチで一日過ごすよりまし       

009>毎日を窓際族と名乗る日々         
010> お呼びがあればどこにでも行く      
011>反省をさせて商売繁盛し          
012> 景気回復猿でも出来る          
013>咆哮を止めてライオン皮を脱ぎ       
014> 落選議員はもうただの人         
015>次までは臥薪嘗胆米つきバッタ       
016> 捲土重来必勝祈願            
017>血と汗と涙のにじむ甲子園         
018> 何しろ夏はとっても暑い         
019>定年で越冬隊ともオサラバし        
020> きれいさっぱり髭剃り落とす       
021>河原ではカニの床屋が大慌て        
022> 政暴癒着で泡吹いてます         
二オ
023>丁髷の時代禊ぎは腹切りで         
024> それにつけても懲りぬ面々        
025>債権を譲渡されたと請求書         
026> 夜逃げ屋本舗いよいよ出番か       
027>とりあえず老舗のお菓子お土産に      
028> 宿代一つ浮かす算段           
029>主不在勝手知ったる友の家         
030> 飯食い散らす山親父も居て        
031>生ゴミの不法投棄はやめてくれ       
032> 遅れてしまう出勤時間          
033>知らぬ間に駅の灰皿撤去され        
034> 包囲網ならとっくの昔に         
035>神奈川の川からひょいと埼タマに      
036> 変幻自在神変不可思議          
二ウ
037>アラファトにサダムフセイン・ビンラディン 
038> 大量殺戮兵器の在処           
039>ポケットの中から取り出すドラえもん    
040> 釜茹でになる前の五右衛門        
041>絶景を極刑にして蓋を閉じ         
042> 老花火師の最後の花火          
043>今どきの職人弟子が見つからず       
044> 絶滅危惧種と人言わば言え        
045>希少価値逆手にとってつけあがる      
046> チョロQだって馬鹿に出来ない      
047>ニッキ飴ソースせんべいいかの足      
048> 昭和三十年代の味            
049>いつの日か月光仮面に逢えるまで      
三オ
050> あなたを尋ね特急列車          
051>犯人は東南アジアに逃げたとか       
052> 尻尾の先をぐいと押さえられ       
053>進化する直前我が種絶滅す         
054> 趣味の餌づけもそろそろ飽きて      
055>草庵にしばらく居ては旅心         
056> 爺さんそんな無理は禁物         
057>百歳の記念に登るエベレスト        
058> 氷の下からのぞく白骨          
059>御文章僧厳かに読み上げて         
060> 紅顔の日もあった上人          
061>俺だって若い頃には恋もした        
062> 公衆トイレの庇借る日々         
063>ホームレス?一億円の家がある       
064> 追い出されてもオレの名義さ       
三ウ
065>力ではとても野良にはかなわない      
066> インテリゲンチャは頭で勝負       
067>うぬぼれとプライドだけのキャリア組    
068> 為す術もなく日本沈没          
069>温暖化して北極は夢と消え         
070> そして原始の海へと戻る         
071>発掘はまだこれからよ背戸の山       
072> 何にも知らぬ花嫁だった         
073>世の中に揉まれて悪い知恵がつき      
074> 二度と田舎に帰ってこない        
075>開発という名で土地も奪われて       
076> 土木工事の日雇いとなる         
077>悪いこといわねがらサやめときなっす    
078> 何を好んで学長などに          
ナオ
079>不祥事が起これば記者に責められて     
080> ついうっかりと本音漏れ出す       
081>レイプする元気があればいいなどと     
082> バカなヤツほどよく喋るヤツ       
083>すいません口から先に生まれたの      
084> もう吸いません増税だから        
085>ええやんか御国に奉仕するんやで      
086> そう理由付けまた先延ばし        
087>この気持ち伝えれるのはいつの日か     
088> 明日がいつもあるわけじゃない      
089>ファンの夢あの二人組みやってくる     
090> 私の春は来る気配なし          
091>花は散り梅雨もそろそろ明ける頃      
092> 冷夏を飛ばせやれ蝉達や         
ナウ
093>一時的かも知れないが株上がる       
094> オットトット危ないよオットトット危ないよ
095>便利だとカードを使い過ぎないで      
096> 景気よくなりゃ必要ないさ        
097>頭ばかデカイどこかのお大臣        
098> 年齢不詳髪はふさふさ          
099>散る花に名残惜しむは人の常        
100> ボートレースに脇目もふらず       
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月

亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊

亜月
兼坊
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
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兼坊
亜月

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兼坊
亜月
兼坊
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兼坊
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兼坊
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兼坊
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兼坊
亜月

兼坊
兼坊
亜月
兼坊
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兼坊
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兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月

亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊

兼坊
亜月
兼坊
亜月
兼坊
句太
亜月
参太
啓行
兼坊
句太
参太
兼坊
参太

兼坊
亜月
兼坊
参太
亜月
兼坊
亜月
兼坊
於キョン太の連句道場本部