横岳 (杣添尾根) ( 横岳 奥ノ院:2,829m ) 2015.3.31 登山



【PHOTO & 記録 横岳 (杣添尾根) 6】

10時34分、三叉峰の頂上に立つ。ここは岩場で、雪は全くない。

三叉峰からの展望は抜群で、まず南側を向けば、すぐ目の前に 赤岳が見え、 その右に本日初の対面となる中岳、 阿弥陀岳が続いている。
この赤岳と阿弥陀岳を結ぶ稜線の後方には、ギボシ、 編笠山が見えており、 そのさらに後方に南アルプスの山々が並んでいる。

南アルプスは、先程までは辻山から 北岳までが見えていたのだが、 今は逆に北岳間ノ岳より左側の山々は 赤岳に隠れ、その代わりに北岳の右に アサヨ峰、栗沢山、 甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳鋸岳が見えている。
鋸岳の右側、阿弥陀岳の左になかなか立派な山が見えているが、恐らく白岩岳と思われる。

写真はその南アルプス。
間ノ岳北岳が重なる様にして聳えており、 その右にアサヨ峰、栗沢山と続き、 甲斐駒ヶ岳へと至っている。
甲斐駒ヶ岳の右後方には、真白き 仙丈ヶ岳が続き、 さらに右に鋸岳が見えている。

また、 赤岳から中岳へと至る稜線の後方に見えているのは、 上述の通り、ギボシ、編笠山である。

阿弥陀岳の右後方には、 こちらも本日初めてとなる中央アルプスが並んでいる。
分かる範囲で、左から南越百山、越百山、仙涯嶺、南駒ヶ岳空木岳と続き、 木曽殿越を挟んでさらに東川岳、熊沢岳、檜尾岳、濁沢大峰、島田娘が続く。
さらに宝剣岳が続くのだが、肉眼では確認できない。そして稜線は中岳を経て、 木曽駒ヶ岳 (真白き峰の一番左に見える高い山) へと至っている。
木曽駒ヶ岳の手前には将棊頭山、その右に茶臼山が見える。
また、熊沢岳の下方手前には 入笠山 (スキー場が見えているが、その左上に見える頂上が白い山) が見えている。

茶臼山のさらに右には大棚入山、小秀山、そして 経ヶ岳が続き、 経ヶ岳の右後方には 御嶽が見えている。
やはり、剣ヶ峰付近には噴煙が立ち上っている。

御嶽の右方には 乗鞍岳が見える。
それぞれの峰がハッキリと見えており、大日岳、剣ヶ峰、朝日岳、摩利支天岳、里見岳、恵比寿岳、大丹生岳、四ツ岳、猫岳、大崩岳といった白き山々が続く。
また、大日岳の左斜面後方には、うっすらとではあるが、 白山を確認することができる。
また、乗鞍岳の摩利支天岳、里見岳の手前下方に黒く見えているズングリとした山は、鉢盛山である。

乗鞍岳の右には 十石山 (写真 左から 1/4程の所にある白い平らな山)、そして 霞沢岳 (写真 右側の白き山) が見えている。

この辺になると先日の 美ヶ原から見た光景の再現となる。
無論、本日の方がずっとよく見える。



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