横岳 (杣添尾根) ( 横岳 奥ノ院:2,829m ) 2015.3.31 登山



【PHOTO & 記録 横岳 (杣添尾根) 3】

マウンドを越えて再び樹林帯に入ると、すぐにまた展望の良い場所に出るが、 まだまだ先には樹林帯が待っている。
樹林帯に入り、再び展望の無い登りを続けていくと、左手樹林越しに 赤岳の姿が見える様になる。
木が邪魔をしてまだ全体を見ることはできないものの、青空をバックにしたその白き姿に心が躍る。
天候は完全に回復した様である。

再び樹林帯を抜けると、周囲に枯れ木が林立する場所に飛び出す。
ここからは南アルプスが見える様になる。南の方角に辻山が見え、右に 鳳凰三山高嶺が続くが、 さらにその右に農鳥岳が見えるのには驚いた。
農鳥岳の右には西農鳥岳が続き、さらに 間ノ岳北岳が続く。
しかし、その後は三ツ頭と思しき高みに遮られて見えない。

写真はその南アルプス方面。
写真 左端が辻山。その右に薬師岳、観音岳、地蔵岳 (写真 中央 やや左)鳳凰三山が続く。
地蔵岳の右には赤抜沢ノ頭、そして高嶺が続き、そこから白き農鳥岳、西農鳥岳、間ノ岳北岳へと続いている。
間ノ岳は横に大きく広がっているイメージがあるが、ここからはほんの少ししか姿が見えない。

こちらは奥秩父方面。
小さくて分かりにくいが、写真 中央には左から 国師ヶ岳、北奥千丈岳、朝日岳、 金峰山 (冠雪している山) が固まって見えている。
国師ヶ岳から左に下る稜線の手前には、 小川山のなだらかな三角形が見えている。
そして、小川山の左後方には、国師ヶ岳から続く稜線が延びており、 甲武信ヶ岳、 三宝山へと続いている。その稜線の後方、甲武信ヶ岳の右に見えている山は木賊山と思われる。

また、金峰山の下方手前に見える三角形の山は 横尾山。 そして横尾山の左、小川山の手前下方に見える山は 高登谷山と思われる。
写真を拡大しないと分からないが、金峰山と横尾山との間には、 瑞牆山も確認することができる。

そして、東の方角には 御座山も見えている。
無論、富士山も良く見えており、 富士山とは反対側の方角には 浅間山が樹林の間から見えている。

写真は浅間山、前掛山方面。

この辺からは木々も疎らになり、雪の尾根道が真っ直ぐ続くようになる。
但し、尾根の両側は樹林になっており、幅広い展望とはいかない。
しかし、その斜面の先には青空が見えている。

雪の急斜面を登る。
振り返れば、御座山の右後方には、 先程まで木々が邪魔で見えなかった両神山が見えている。
両神山の右側には今年登った 武甲山の姿も確認できる。

また、北東の方向には、少し霞み気味ではあるものの、 奥白根山などの日光の山々が見えており、 さらにその左方には武尊山至仏山平ヶ岳などの山々も見えている。

写真は、少々分かりにくいが、武尊山方面。
写真 中央が武尊山。その左後方に至仏山が見え、 さらに左に平ヶ岳 (写真 左端) が見えている。



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