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マウンドを越えて再び樹林帯に入ると、すぐにまた展望の良い場所に出るが、
まだまだ先には樹林帯が待っている。
樹林帯に入り、再び展望の無い登りを続けていくと、左手樹林越しに
赤岳の姿が見える様になる。
木が邪魔をしてまだ全体を見ることはできないものの、青空をバックにしたその白き姿に心が躍る。
天候は完全に回復した様である。 |
再び樹林帯を抜けると、周囲に枯れ木が林立する場所に飛び出す。
ここからは南アルプスが見える様になる。南の方角に辻山が見え、右に
鳳凰三山、
高嶺が続くが、
さらにその右に農鳥岳が見えるのには驚いた。
農鳥岳の右には西農鳥岳が続き、さらに
間ノ岳、
北岳が続く。
しかし、その後は三ツ頭と思しき高みに遮られて見えない。
写真はその南アルプス方面。
写真 左端が辻山。その右に薬師岳、観音岳、地蔵岳 (写真 中央 やや左) の鳳凰三山が続く。
地蔵岳の右には赤抜沢ノ頭、そして高嶺が続き、そこから白き農鳥岳、西農鳥岳、間ノ岳、
北岳へと続いている。
間ノ岳は横に大きく広がっているイメージがあるが、ここからはほんの少ししか姿が見えない。 |
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こちらは奥秩父方面。
小さくて分かりにくいが、写真 中央には左から
国師ヶ岳、北奥千丈岳、朝日岳、
金峰山
(冠雪している山) が固まって見えている。
国師ヶ岳から左に下る稜線の手前には、
小川山のなだらかな三角形が見えている。
そして、小川山の左後方には、国師ヶ岳から続く稜線が延びており、
甲武信ヶ岳、
三宝山へと続いている。その稜線の後方、甲武信ヶ岳の右に見えている山は木賊山と思われる。
また、金峰山の下方手前に見える三角形の山は
横尾山。
そして横尾山の左、小川山の手前下方に見える山は
高登谷山と思われる。
写真を拡大しないと分からないが、金峰山と横尾山との間には、
瑞牆山も確認することができる。 |
そして、東の方角には
御座山も見えている。
無論、富士山も良く見えており、
富士山とは反対側の方角には
浅間山が樹林の間から見えている。
写真は浅間山、前掛山方面。 |
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この辺からは木々も疎らになり、雪の尾根道が真っ直ぐ続くようになる。
但し、尾根の両側は樹林になっており、幅広い展望とはいかない。
しかし、その斜面の先には青空が見えている。
雪の急斜面を登る。
振り返れば、御座山の右後方には、
先程まで木々が邪魔で見えなかった両神山が見えている。
両神山の右側には今年登った
武甲山の姿も確認できる。 |
また、北東の方向には、少し霞み気味ではあるものの、
奥白根山などの日光の山々が見えており、
さらにその左方には武尊山、
至仏山、
平ヶ岳などの山々も見えている。
写真は、少々分かりにくいが、武尊山方面。
写真 中央が武尊山。その左後方に至仏山が見え、
さらに左に平ヶ岳 (写真 左端) が見えている。 |
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