周囲の景色を楽しみつつ登っていくと、やがて両サイドの木々は無くなり、
目の前には雪の高みがあるのみとなる。 | |
そして、9時33分、その雪の高みに登り着くと、
予想通り大きく展望が開けたのだった。 そして、三叉峰に向かって、これから辿らねばならないルートがハッキリ見えている。 |
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三叉峰の左には石尊峰があり、そこからグッと下った稜線は
赤岳に向かって再び急激に登っている。 それにしても、赤岳の東側、
頂上直下はまさに垂直の壁である。 | |
この高みにて少し休憩しながら周囲を見渡す。 富士山の左には、
少し間を空けて奥秩父の山々がズラリと並んでおり、先に述べた様に
金峰山から三宝山まで見知った山々が続いている。 |
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また、三宝山から 御座山に至る迄の稜線の後方には、 武甲山 (写真 右から 1/4程の所にうっすらと見える小さな三角形)、 両神山 (写真 左後方のギザギザの山容の山) も確認できる。 また、写真 中央に見える山は高天原山 (別名 ショナミノ頭、蟻ヶ峯。
日航機墜落事故のあった御巣鷹の尾根を有す) で、その左側、両神山の右手前に見えている山が大蛇倉山。 | |
御座山の左には、
霞み気味ながら男体山、
太郎山、
奥白根山などの日光の山々が見え、
さらに左方に武尊山、
至仏山、
平ヶ岳などの山々も見えている。 写真は、浅間山方面。 |
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