大弛峠−甲武信ヶ岳 ( 甲武信ヶ岳:2,475m、 縦走中の最高峰は 国師ヶ岳:2,591.9m) 2017.9.30 登山



【PHOTO & 記録 大弛峠−甲武信ヶ岳 8】

ここからはガラ場の登りであるが、 先にも述べたように人が多く、なかなか先に進めない。
団体さんのご厚意で先に進ませてもらい、足下の岩を崩さないように慎重に進み、13時57分、 甲武信ヶ岳頂上に到着する。

ここからの展望は素晴らしく、やや雲が多いこの日でも、 それなりに多くの山々を見ることができる。

まず南の方角には、今にも雲に飲み込まれそうな 黒金山が見えている (写真 中央)
その左後方に 富士山も見えているのであるが、 頂上が雲の波間に見え隠れしているといった状況である。

写真において、黒金山の右に見えているのは トサカ。
そしてトサカの手前に見えている大きな山容の山は西滑頭。

黒金山の右には北奥千丈岳、 国師ヶ岳へと続く尾根が延びており、 その途中にトサカ、ゴトメキといったピークが確認できる。

ゴトメキから右に緩やかに下る稜線は白檜平 (しらべだいら) と思しき鞍部へと下った後、途中に奥千丈ヶ岳のピークを経て北奥千丈岳、国師ヶ岳 (写真 中央) へと上っていく。

国師ヶ岳の右には朝日岳が見え、その 2つの山を結ぶ稜線の後方にはうっすらと 農鳥岳間ノ岳北岳白根三山が見えている。

そして、朝日岳から右に下っていく稜線の後方には 金峰山が見えており (写真 中央)金峰山の右後方にはうっすらとではあるものの 仙丈ヶ岳が少しだけ姿を見せている。
仙丈ヶ岳の右には 甲斐駒ヶ岳鋸岳、編笠山 (南アルプス) が続き、 さらに編笠山の後方には、一段と薄いシルエットながらも 空木岳木曽駒ヶ岳といった 中央アルプスも確認することができる。

そして、 朝日岳から右に下った尾根の後方からは別の尾根が立ち上がり、鈍角三角形をした 小川山へと至っている。

写真 右側後方の大きな山が小川山。
小川山の右手前が富士見で、一番手前にある大きな山が水師。

小川山の稜線が右に下って行く後方からは 八ヶ岳が立ち上がっているが、 左から 編笠山権現岳赤岳までは確認できるものの、さらに右側の 横岳硫黄岳には雲が掛かっていて その頂上部分を見ることができない。

硫黄岳のさらに右側も雲が多いものの、根石岳、 西天狗岳、東天狗岳は 雲が切れてその頂上を確認することができる。
しかし、さらに右側の 北横岳蓼科山などは その頂上部分を雲が覆っている。



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