大弛峠−甲武信ヶ岳 ( 甲武信ヶ岳:2,475m、 縦走中の最高峰は 国師ヶ岳:2,591.9m) 2017.9.30 登山



【PHOTO & 記録 大弛峠−甲武信ヶ岳 4】

ここからは樹林帯の中、 再び展望の無い道が続き、登りに入った後、すぐに下りとなるなど、アップダウンが続く。

またまた登りに入った際、途中に大きな倒木があって道が塞がれる。
まだ緑の葉が多く残る こんもりした木のため、先の道が分かりにくい。
当初、右側から木を避けようとしたところ、通るのが難しくて左から巻くことにしたのだが、左側も元の道に戻るのに少々苦労する。

写真はその倒木を振り返ったところ。

さらに斜面を登り続け、 着いた所には標柱があったのでここが 『 東梓 』 かと思ったのだが然にあらず、 ここは地図上の 2,224m地点のようである。時刻は 10時54分。

すぐに下り斜面に入り、その後も小さなアップダウンを繰り返しながら進む。


なお、写真の方とは、毛木平への分岐まで抜きつ抜かれつという状況であった。 本日は 甲武信小屋に泊まられるとのこと。

また緩やかに登っていくと、 幹の途中に幹の太さの 2倍ほどもあるコブを有した木が現れる。
コブは木にできたキズを木自身が修復した痕と言われているが、それにしてもこのコブは大きい。

道はやがて長い登りに入り、倒木を避けながら登り続ける。
周囲は常緑樹が多いものの、所々に葉を黄色に染めた木々が見られ、秋を感じさせてくれる。

再び樹林越しに 国師ヶ岳方面が見え、 続いてその右隣の朝日岳が見えてくる (写真)
朝日岳から右に下る稜線の後方にはチラリと山が見えているが、 金峰山かもしれない。

もし、金峰山だとすると、 国師ヶ岳付近では朝日岳の左後方に見えていた 金峰山が、今は朝日岳の右後方に見えていることになり、 道がかなり北側に進んで来ていることが分かる。

さらに登りは続き、 新しい倒木を避けて進んで行くと、傾斜は徐々に緩やかになり、やがて樹林に囲まれた小スペースに登り着く。
傍らの木には 『 東梓 』 と書かれた標識が掛かっている。
時刻は 11時16分。

地図ではここに三角点があることになっているのだが、 三角点があるべきと考えられる場所にはいくつかの小さな露岩があるだけで、どこを探しても三角点は見つからない。

展望も全く得られないのでここは通り過ぎるだけにして先へと進む。
途中、樹林越しにチラリと 黒金山が見える。

道は小さく下った後、いくつかのアップダウンを繰り返し、 その後また下りに入る。

国師のタルのような平らな所に下り立った後、道は再び登りに入るが、 途中に踊り場が現れて一息つけるのでそれ程キツクは感じない。



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