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急坂を息を切らせながら登っていくと、 やがて樹林が途切れ、大日岩の基部に登り着く。時刻は 8時55分。 ここは右側が大きく開けているため、南アルプスの山々がよく見える。 写真 中央左の山が布引山と双耳峰の笊ヶ岳。 |
こちらは上記写真のさらに右側。 写真 左側の山が
聖岳で、その右に 赤石岳、
悪沢岳、荒川中岳が重なり合うように見えている。 また、広河内岳と農鳥岳を結ぶ稜線の後方には 塩見岳が少し顔を出しているが、 肉眼では少々分かりにくい。 |
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こちらは上記写真と重複する部分が多いが、 さらに右側になる。 写真 中央右側の一番高く、そして白い山が
北岳。 |
こちらは上記のさらに右側。 写真 左の山が小太郎山で、
そこから一旦下った尾根は (実際は尾根続きではないが)、
アサヨ峰へと再び立ち上がっていく。 甲斐駒ヶ岳の右には 鋸岳、編笠山 ( 八ヶ岳のそれではない) などの山々が続き、 編笠山の右後方からは中央アルプスが始まるのであるが、残念ながら中央アルプスは雲の中である。 |
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鎖場を登って少し高度を上げると、西の方向、 飯盛山の後方に 赤岳の姿が見え始める。 さらに高度を上げると、赤岳の左右の山々も見えてくるが、 雲が多く絡んでおり、八ヶ岳全体を見ることはできない。 写真 中央の白き山が 赤岳
(手前は飯盛山)。 |
素晴らしい景色に満足しつつさらに先へと進む。 景色に見とれたせいであろうか、本来の道とは外れ、コメツガの林の中につけられた道を進んでしまったが、
やがて正規の道に合流する。 『 大日岩 』 と書かれた標識のある場所を 9時9分に通過。 |
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