金峰山 ( 金峰山:2,599m、三角点は 2,595.2m ) 2016.12.7 登山



【PHOTO & 記録 金峰山 3】

急坂を息を切らせながら登っていくと、 やがて樹林が途切れ、大日岩の基部に登り着く。時刻は 8時55分。

ここは右側が大きく開けているため、南アルプスの山々がよく見える。
一番左端を見れば、雲海の上に 笊ヶ岳の双耳峰が浮かんでおり、 さらに右には上河内岳が雲の間からチラチラと見えている。

写真 中央左の山が布引山と双耳峰の笊ヶ岳。
そして、笊ヶ岳の右には偃松尾山と思しき高みが顔を出している。
さらに右側は雲に覆われてしまっているが、ここに上河内岳がある。
そして、写真 右端の山は 聖岳である。

こちらは上記写真のさらに右側。
聖岳の右に 赤石岳悪沢岳 (荒川東岳)、荒川中岳が続き、さらに蝙蝠岳、そして 広河内岳、農鳥岳、西農鳥岳と続く。

写真 左側の山が 聖岳で、その右に 赤石岳悪沢岳、荒川中岳が重なり合うように見えている。
また、写真 右端の山は西農鳥岳で、その左に農鳥岳、広河内岳が続いている。
そして、広河内岳と 悪沢岳との中間にある山が蝙蝠岳である。

また、広河内岳と農鳥岳を結ぶ稜線の後方には 塩見岳が少し顔を出しているが、 肉眼では少々分かりにくい。

こちらは上記写真と重複する部分が多いが、 さらに右側になる。

写真 中央右側の一番高く、そして白い山が 北岳
北岳の左には横に長い 間ノ岳が続き、 さらに左に 西農鳥岳、農鳥岳、広河内岳が続く。
そして、北岳の右には小太郎山が見えている。

また、北岳間ノ岳といった真白き峰々の手前下方を、 薬師岳、観音岳地蔵岳鳳凰三山が黒き姿にて横切っている。

こちらは上記のさらに右側。

写真 左の山が小太郎山で、 そこから一旦下った尾根は (実際は尾根続きではないが)アサヨ峰へと再び立ち上がっていく。
アサヨ峰の右後方には少しイメージと違う形をした 仙丈ヶ岳が見え、 仙丈ヶ岳の右には摩利支天のコブを左に有した 甲斐駒ヶ岳がドッシリとした姿を見せている。

甲斐駒ヶ岳の右には 鋸岳、編笠山 八ヶ岳のそれではない) などの山々が続き、 編笠山の右後方からは中央アルプスが始まるのであるが、残念ながら中央アルプスは雲の中である。

鎖場を登って少し高度を上げると、西の方向、 飯盛山の後方に 赤岳の姿が見え始める。

さらに高度を上げると、赤岳の左右の山々も見えてくるが、 雲が多く絡んでおり、八ヶ岳全体を見ることはできない。

写真 中央の白き山が 赤岳 (手前は飯盛山)
その右側に見えている横に広い白き山は 硫黄岳
そして、赤岳と硫黄岳の間にある 横岳は雲に隠れてしまっている。

赤岳の左側にも雲が多いものの、 権現岳、三ツ頭、 編笠山は見ることができる (写真では編笠山は写っていない)

素晴らしい景色に満足しつつさらに先へと進む。

景色に見とれたせいであろうか、本来の道とは外れ、コメツガの林の中につけられた道を進んでしまったが、 やがて正規の道に合流する。
その途中、 瑞牆山の姿も見ることができたのであった (写真)

『 大日岩 』 と書かれた標識のある場所を 9時9分に通過。
その標識には 金峰山山頂まで 『 1時間50分 』 と書かれている。



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