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五丈岩の南側からは御室小屋方面へと下る道が出ているのだが、 昨年、その御室小屋方面から 金峰山に登った際 (登山記録は こちら)、 五丈岩下方に置かれている蔵王権現の祠を見逃してしまったので、今回是非とも確認したかったのである。 15センチほどある雪を踏み、御室小屋方面への下り口に行ってみると、
確かに石灯籠の左手奥に小さな石祠がある。 風が強い中、岩に腰掛けて食事。テルモスの暖かい紅茶が抜群に美味い。 |
食事をしながら 富士山を見ると、 周辺の雲も今や落ち着き始めており、富士山の下方には、雲の切れ間に 節刀ヶ岳などの 御坂山塊が並んでいるのが見える。 写真 富士山の手前に見えている横に並んだ稜線が御坂山塊。 |
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食事を終え、
チェーンスパイクを脱着して 10本爪アイゼンを装着する。 12時9分、下山開始、登り来たりし道を戻る。 写真は五丈岩前の広場から 金峰山山頂を振り返ったもの。 |
五丈岩の横から登山路に入ると、
眼下にこれから下る尾根が見えている。 写真 右奥が 八ヶ岳。 また、飯盛山と 八ヶ岳との間には 横尾山が見えている。 |
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懸念していた凍結した岩場も、 10本爪アイゼンが威力を発揮してくれ、滅多に使う機会のない前爪までも使って順調にこなす。 写真は、登りの際に苦労した氷でコーティングされた岩場。 |
周囲の景色を楽しみながら下り、 12時34分に金峰山小屋との分岐を通過、凍った岩の鎖場も順調に下り、12時53分に砂払ノ頭に到着。 ここからは右に折れて樹林帯に入る。 後は樹林帯の下りが続くだけであるが、これが結構長い。 写真は 鎖場の少し手前にて 金峰山、 五丈岩を振り返ったもの。 |
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