Poetry - Lovers

Lovers - No.059

TRUE SORROW


誰にも見られたくなかった
誰も見たくなかった 誰とも目を合わせられなかった
はじっこでいつも泣いていたの
声も出せずに泣いていたの
どうしてこんなにも どうしてこんなにも 悲しいの

君に出会えて 私 本当に変われる気がした
存在がある事ってとても嬉しい事だって知った
2人交わした言葉たちも
あの時君と出会えたことも
君に心を惹かれたことも
きっと偶然じゃないよね

生きていても死んでいる気がした
心はいつも空っぽで 何かを必死に求めてた
笑顔でふるまってたって 真実は誰も知らない
なぜこんなにも なぜこんなにも
ささやかな優しさが嬉しいの

目指す目標は遠すぎてもいいよね
その時間だけ夢をみることができるから
君は強くて 私弱くて でも今はそれでもいいよね
いつか君を守れるくらい 強くなっていくから

泣きたくても泣けない夜は
君の胸で泣いていたいの
全ての涙を あなたの胸で洗い流そう

今日会えなくっても 明日会えればそれで十分だよ
心の隙間ができた日には あなたの微笑みで埋めればいい
今日悲しくっても 明日笑っていられるなら
どんな寂しさも 我慢できるよ 耐えていけるよ

今までの悲しみも 真実の悲しみも
体に残る傷跡も
頬につたう雫も
未来を進めるなら
我慢できるよ 耐えていけるよ


Written by 愛梨
- 2002.06.30 -


■ チョコ@管理人

何か、すごく力強い想いの詩ですね。実際のところ、ここまで強い気持ちで恋愛ができる人は少ないと思うんです。自分の弱い部分を見せられることも「強さ」だと思います。ちょっと感動してしまいました・・。(←おかしいですか?)


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