山形県尾花沢市にある「株式会社 尾花沢食品」の、水で茄子(なす)の色をぬき乳酸発酵させた辛くて酸っぱい尾花沢の伝統漬物「尾花沢のぺそら漬」
(なす)(酢)(塩)(唐辛子)(漬物)(尾花沢)(大石田)(山形県)
今回は,山形県尾花沢市にある「株式会社 尾花沢食品」製造の,尾花沢伝統の漬物「尾花沢のぺそら漬」をご紹介します。
「尾花沢のぺそら漬」は、朝どりの新鮮な茄子(なす)を塩水に漬けて茄子(なす)の色を抜いて乳酸発酵させ、唐辛子でピリ辛に漬け込んだ尾花沢伝統の茄子漬です。
「尾花沢ぺそら漬」の原材料は、
茄子(なす)、漬け原材料(アミノ酸液、醸造酢、食塩)、ソルビット、調味料(アミノ酸等)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、保存料、香辛料(唐辛子)、香料
です。
唐辛子のピリッとした辛さと乳酸発酵した酸っぱさが、酒の肴やご飯のおかずにピッタリです。
「ぺそら漬」のネーミングは、
- ①味も素っ気もない食べ物や人のことを「ぺそらっとした」と表現することから名付けられたとの説
- ②しなびた茄子(なす)の独特の食感を「ぺそら」っとしていると表現する尾花沢地方の方言説
- ③水が染み込むこと、柔らかくなることを総称して「ぺそら」と表現する方言説
があるようです。
「尾花沢ぺそら漬」は、切らずに丸かじりして食べるとより一層美味しくいただけます。
「尾花沢ぺそら漬」は、1袋432円です。
購入した場所は、
でご紹介しました
「クアハウス碁点」の売店(電話番号0237ー56ー3351)です。
製造者は、株式会社尾花沢食品(電話番号0237ー25ー2203)です。
因(ちな)みに、「ぺそら漬」は尾花沢市が有名ですが、「ぺそら漬」の発祥は尾花沢市の隣にある大石田町であるとの説もあるようです。
なお、「茄子(なす)」に関しては、
2014(平成26)年7月22日山形県新庄市を中心とした最上地方(もがみちほう)の伝承野菜「畑なす(はたなす)」と、
でご紹介しています。
また、「酢」、「塩」、及び「唐辛子」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「漬物」に関しては、
と、
2016(平成28)年12月25日石川県白山市にある「株式会社あら与」の、猛毒がある河豚(ふぐ)の卵巣を1年塩漬けした後2年間糠(ぬか)漬けして無毒化した世にも不思議な珍味「ふぐ子糠漬」(糀・こうじ)と、
2016(平成28)年12月23日福井県大野市にある「上庄農産加工」の、ずいきのシャキシャキとした歯ごたえと甘酢の程良い酸っぱさが食欲をそそる赤い芋茎(ずいき)の甘酢漬け「すこ」(里芋)と、
2016(平成28)年12月18日福井県福井市にある「加藤物産」の、鯖(さば)に塩をふって塩漬けにして、更に糠(ぬか)漬けにした福井県・石川県の郷土料理「寒さばへしこ」と、
2014(平成26)年8月25日山形県遊佐町の「鮭の寒風干し」と「鮭の醤油漬焼」と、
2014(平成26)年6月6日秋田県の全国的に有名な薫製(くんせい)の大根漬け「いぶりがっこ」
でご紹介しています。
更に、「尾花沢」に関しては、
でご紹介しています。
また、「大石田」に関しては、
2013(平成25)年5月1日大石田町の「横丁とうふ店」の「最上川千本だんご」
でご紹介しています。
そして、「山形県」に関しては、
でご紹介しています。