岡山県岡山市にある居酒屋「ももたろうの屋台」の,「鰆(さわら)の塩タタキ」,「ままかりの酢漬け(ままかり酢)」,「下津井のタコのワサビあえ(タコワサ)」,「サルエビ(ガラエビ)の唐揚げ」,「ゆでシャコ」等岡山の魚づくし料理
先日岡山県岡山市のJR岡山駅から歩いて10分くらいの大通りに面したところにある岡山の魚を存分に楽しめる居酒屋「ももたろうの屋台」に行き,岡山名物の魚料理を食べてきました。
岡山の名物魚料理はいずれもとても美味しかったです。
1 鰆(さわら)の塩タタキ
鰆は,瀬戸内海に面した岡山県の名産で,美味しい鰆がとれます。
鰆は,スズキ目・サバ科の海水魚です。
細長い体の大型肉食魚でイワシやイカナゴ等の小魚をエサにしています。
鰆は,身が柔らかく西京漬や唐揚げなどで食べられることが多いですが,鰆の皮を軽くあぶって塩をふった鰆の塩タタキが岡山の名物料理です。
「ももたろうの屋台」は,鰆の塩タタキの歴史ある店として有名だそうです。
鰆の塩タタキは,皮の香ばしさと柔らかな身の旨味が楽しめます
ふりかけてある塩加減が絶妙な逸品です。
なお,近年山形県庄内沖でも鰆がとれて,「庄内おばこ鰆」としてブランド化しています。
2 ままかりの酢漬け(ままかり酢)
ままかりの酢漬け(ままかり酢)のことは,2015(平成27)年11月11日岡山県岡山市で購入した,瀬戸内海の珍味の魚「ままかり」(別名「サッパ」)でご紹介しました。
「ももたろうの屋台」で出された「ままかりの酢漬け」は,とても新鮮なとれたての大振りなままかりをおろして軽く酢に漬けたもので,ままかりのサッパリした風味と旨味を存分に味わえました。
3 下津井のタコのワサビあえの「タコワサ」
岡山県下津井沖で水揚げされるタコは,「下津井ダコ」として肉厚で身がしまり食感が良く美味しいことで有名です。
潮流の早い下津井の海で育ったタコは,肉厚の身が締まってプリプリした最高の味わいと言われているとのことです。
このタコをブツ切りにしてワサビで和えた「タコワサ」は,噛みごたえのある肉質と旨味が辛いワサビと相乗して美味しいです。
とてもハシが進むとともにお酒も進みます。
4 サルエビ(ガラエビ)の唐揚
2015(平成27)年11月16日岡山県備前市日生(ひなせ)名物の,「カキオコ」(カキが沢山入ったお好み焼き)と,「エビオコ」(地元のサルエビが入った旨味のあるお好み焼き)でご紹介しましたサルエビ(ガラエビ)の唐揚です。
サルエビという名前は,サルエビの体の表面が細かい毛で覆われているために名付けられたのではないかと思われます。
サルエビは,小型のエビながらとても旨味が凝縮していて美味しいエビです。
唐揚げにすることにより更に旨味が増します。
カリッと揚がったサルエビの唐揚の食感もグッドです。
5 ゆでシャコ
「ももたろうの屋台」で,瀬戸内海でとれたシャコをゆでた「ゆでシャコ」を頂きました。
これも旨かったです。
6 「ももたろうの屋台」の電話番号は,086-221-2934です。
なお,「タコ」に関しては,
2013(平成25)年11月8日神戸の「菊兆(きくちょう)」の「明石(あかし)焼き」,
2012(平成24)年9月20日大阪の「もみじや」の「明石焼(あかしやき)」,
2015(平成27)年7月17日北海道札幌市の「練屋銀八」の,北海道産のスケソウダラ,タコと,とろ~りとろけるチーズを使用した「北のタコねぎチーズ揚げ」と「いかザンギ」,
2012(平成24)年6月12日鶴岡市鼠ヶ関(ねずがせき)の「イカの一夜干し」と「タコの一夜干し」,
2012(平成24)年6月23日遊佐町吹浦の「たこ飯のもと」
でご紹介しています。
また「タコワサ」の「ワサビ」に関しては,
2015(平成27)年10月5日長野県安曇野市(あずみのし)の「大王わさび農場」の,わさびの風味がしてモッチリしたカステラ「わさびかすてら」,
2011(平成23)年8月3日長野県安曇野の大王わさび農場の「わさびコロッケ」と「本ワサビソフトクリーム」
でご紹介しています。
更に「サルエビ」に関しては,
2015(平成27)年11月16日岡山県備前市日生(ひなせ)名物の,「カキオコ」(カキが沢山入ったお好み焼き)と,「エビオコ」(地元のサルエビが入った旨味のあるお好み焼き)でご紹介しています。
そして岡山県の「ももたろう」に関しては,
2014(平成26)年11月7日岡山県岡山市の「廣榮堂」の岡山銘菓「吉備団子(きびだんご)」でご紹介しています。