秋田県の全国的に有名な燻製(くんせい)の大根漬け「いぶりがっこ」

2014(平成26)年6月6日

 秋田県の漬物で、全国的に有名なのが「いぶりがっこ」です。

 「いぶりがっこ」の、「いぶり」は燻(いぶ)すという意味で、「がっこ」は秋田の方言で「漬け物」を意味しています。

 「いぶりがっこ」は、燻製の大根漬けです。

 四方を山に囲まれた秋田県湯沢市雄勝野(おがちの)は、日照時間が少なく、降雪の時期が早いので、漬け物つくりのための秋大根の天日干しが十分に出来なかったことから、秋大根を屋内の梁(はり)につり下げて、囲炉裏(いろり)火の熱と煙を利用して干し上げて大根を漬け込む燻り漬けが造り継がれてきたそうです。

 その伝統を受け継いで、「きむらや」では、厳選したナラの木、桜の木、ケヤキの薪(まき)を燃やした「焚き木干し」により燻煙乾燥した契約農家の栽培する古来種である白首大根を、古来伝承の米ぬかと塩を主体としたシンプルな漬け込みにこだわり、「いぶりがっこ」を漬け上げています。

 「きむらや」では、「いぶりがっこ」を、保存料、着色料、合成甘味料、酸化防止剤、調味料(アミノ酸等)を使用しないで、安心・安全に製造しています。

 「きむらや」の「いぶりがっこ」は、郷愁をさそう自然で素朴な味わいの木の香りがする上質な大根の漬け物です。

 「きむらや」の「いぶりがっこ」は、スライス150グラムで430円です。

 購入した場所は、2014(平成26)年5月14日秋田県秋田市の「岡田製菓」の「極上秋田諸越(もろこし)」と、2014(平成26)年5月20日秋田県由利本荘市のご当地バーガーの「本荘ハムフライバーガー」を購入した秋田県由利本荘市内の国道7号線沿いにある「道の駅岩城(いわき)」(電話番号0184-73-3789)です。

 製造者は、秋田県湯沢市の「きむらや」(電話番号0183-52-3650)です。


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