山形県山形市にある「芳紅庵たかはし」の、夏期限定の涼しげな季節菓子、粒小豆餡(つぶあずきあん)の上に白玉団子と寒天がトッピングされていて、粒小豆餡の下にプルプルの杏仁豆腐がある「杏仁(あんにん)ぜんざい」と、白玉団子が入っている「かごながし」水ようかん
今回は、山形県山形市にある「芳紅庵たかはし」の、夏期限定の涼しげな季節菓子をご紹介します。
「芳紅庵たかはし」は、「カステラ」が美味しいと評判の和菓子店です。
隣に洋菓子店「プティフリポン」を併設しています。
「芳紅庵」の「杏仁ぜんざい」は、粒小豆餡の上に白玉団子と寒天がトッピングしてあり、粒小豆餡の下にプルプルの杏仁豆腐がある構成です。
杏仁豆腐も白玉団子も寒天も粒小豆餡も厳選された材料を使用していて夏に涼味を感じさせる季節のお菓子です。
大きな白いくず餅のような白玉団子は存在感があります。
透明な寒天も涼味を感じさせます。
粒小豆餡は、甘すぎず小豆の風味をしっかり味わうことができます。
なお、「杏仁豆腐」は、
本来は薬膳料理の一つで、喘息などの治療薬であるアンズ類の種の中の「仁(じん)」(杏仁(きょうにん))を粉末にしたものを、苦味を消すために甘くして服用しやすくした料理とのことです。
そして、「ぜんざい」は、
主に小豆を砂糖で甘く煮た日本の食べ物で、餅や白玉団子、栗の甘露煮などと共に供されることが多いです。
「かごながし」水ようかんは、小さな竹製のかごの中の透明なプラスチックに適度な甘さの水ようかんが流されており、その中に白玉団子が隠れています。
竹かごと水ようかん、そして白玉団子の組み合わせが涼味を感じさせる夏の美味しいお菓子です。
「杏仁ぜんざい」は、1個237円です。
「かごながし」白玉団子入り水ようかんは、1個154円です。
「芳紅庵たかはし」の電話番号は、023ー622ー4745です。
なお、「杏(あんず)」に関しては、
2014(平成26)年6月28日石川県金沢市の「菓匠高木屋」の「あんず餅(もち)」と、
2014(平成26)年6月28日長野県長野市の「利休堂」の銘菓「あんず姫」最中(もなか)と、
2012(平成24)年7月6日山形市の「菓道八右エ門」の「杏(あんず)大福」 でご紹介しています。
また、「杏仁(あんにん)」に関しては、
2012(平成24)年8月29日山形市のシベールの期間限定の「桃アンニン」
でご紹介しています。
更に、「粒小豆餡(つぶあずきあん)」に関しては、
2016(平成28)年3月16日石川県金沢市にある「中田屋」の、艶やかでふっくらとした大納言小豆のさらりとした甘さと塩加減が絶妙な美味しさの銘菓「きんつば」と、
2016(平成28)年2月10日静岡県磐田(いわた)市にある「又一庵」の、厳選された素材の北海道十勝産のあずきの風味が楽しめる「又一きんつば」と、
2015(平成27)年9月3日熊本県熊本市にある「お菓子の香梅」の、みずみずしい小豆餡(粒餡)でよく伸びる求肥餅(ぎゅうひもち)を包んだ、熊本を代表する銘菓「誉(ほまれ)の陣太鼓(じんだいこ)」と、
2012(平成24)年1月2日浜松の徳川家康ゆかりの地名「小豆餅(あずきもち)」と「銭取(ぜにとり)」、浜松銘菓「小豆餅(あずきもち)」
でご紹介しています。
そして「寒天」に関しては、
2016(平成28)年3月14日富山県魚津市の「宝屋」の、卵と白双糖、和三盆糖と糸寒天を原料とした、サクサクとした食感で口中でしゅわっと雪のように溶ける越中名物「立山雪渓」(黒部雪渓)(メレンゲ)と、
2015(平成27)年12月2日岡山県岡山市のJR岡山駅構内の「ユアーズ岡山駅店」で購入した、香川県小豆島町の「サンコウフーズ」の、黒酢と寒天を配合したオルニチンたっぷりのしじみエキス「しじみ汁濃縮」
でご紹介しています。
また、「白玉」に関しては、
2015(平成27)年6月28日新潟県長岡市の「大和屋」の、新潟の上等の糯米(もちごめ)の寒ざらし粉(白玉粉)に四国の和三盆糖(生)を配合した、日本三大銘菓の落雁(らくがん)菓子「越の雪」(茶菓子)
でご紹介しています。
更に、「水ようかん」に関しては、
2013(平成25)年1月21日鶴岡の「福田屋」の冬期名物「水ようかん」と、
2012(平成24)年7月13日山形市小姓町の「菓遊専心戸田屋正道」の「一枚流し水ようかん」
でご紹介しています。