石川県金沢市の「菓匠高木屋」の「あんず餅(もち)」

2014(平成26)年6月28日
2014(平成26)年8月9日改訂

 杏(あんず)を使った最中のことは、2014(平成26)年6月28日長野県長野市の「利休堂」の銘菓「あんず姫」で、杏を使った大福のことは、2012(平成26)年7月6日山形市の「菓道八右エ門」の「杏(あんず)大福」でご紹介しています。

 今回は、杏を使った餅菓子の「あんず餅」をご紹介します。

 「あんず餅」は、種を抜いた杏丸ごとを密漬けにして、それを、白餡(しろあん)と柔らかな羽二重餅で包んだ、上品な甘さとフルーテイーな酸味が調和した贅沢なお菓子です。

 羽二重餅は、餅粉の内ランクが高い羽二重粉を使い、蒸してから水飴と砂糖を足して火にかけて練り上げた求肥(ぎゅうひ)のことです。

 羽二重餅は、福井県で作られる滑らかで柔らかな羽二重という絹織物にちなんで、福井県のお菓子屋さんが作った食感が非常に柔らかいお菓子が発祥です。

 現在は6月下旬で丁度杏の収穫期です。

 「あんず餅」は、今の季節にピッタリのお菓子です。

 冷やしてから食べたほうがより美味しいようです。

 「あんず餅」は、6個入り1箱1000円です。

 購入したのは、上記の「あんず姫」を購入した場所と同じ銀座三越デパート(電話番号03ー3562ー1111)の地下2階の全国の銘菓コーナーです。

 製造者は、「菓匠高木屋」(電話番号076ー231ー2201)です。

 


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