長野県北安曇野郡松川村にある,絵本作家「いわさきちひろ」の「安曇野ちひろ美術館」内の「絵本カフェ」の,長野県千曲産の杏(あんず)をたっぷり使用した「信州産あんずのタルト」
今回は,2015(平成27)年10月1日長野県松本市の上高地の奥にある,涸沢(からさわ)カール(圏谷)の,日本一美しいと言われている紅葉(登山)でご紹介しました涸沢カールの紅葉を見るために上高地に行く途中に寄った長野県北安曇野郡松川村にある「安曇野ちひろ美術館」内の「絵本カフェ」のメニューの「信州産あんずのタルト」をご紹介します。
「安曇野ちひろ美術館」は,1997年に「ちひろ美術館・東京」の開館20周年を記念して開館したとのことです。
絵本作家「いわさきちひろ」と世界の絵本画家の作品を展示する美術館です。
長野県(信州)は,いわさきちひろの両親の出身地で,いわさきちひろにとっても幼い頃から親しんだ心のふるさとだったとのことです。
「安曇野ちひろ美術館」の建物は,安曇野の自然にとけこむような佇(たたず)まいです。
内藤廣氏が設計したとのことで,周囲には北アルプスを望む36500平方メートルの安曇野ちひろ公園が広がっています。
「絵本カフェ」は,館内で1番眺めの良い場所にあり,北アルプスや安曇野の田園風景を眺められる絶好のロケーションです。
メニューは,信州の食材を取り入れた美味しくて身体にやさしいメニューです。
「信州産あんずのタルト」は,長野県千曲産の杏(あんず)をたっぷり使用したタルトです。
長野県千曲市の森地区及び倉科地区はあんずの日本一の特産地で「あんずの里」として知られています。
「杏(あんず)」は,ヒマラヤ西部からフェルガナ盆地にかけての地域を原産としているようで,英語では「アプリコット」と呼ばれ,バラ科サクラ属の落葉小高木で,杏(あんず)の実は,甘さに特徴があります。
杏(あんず)の種子は,杏仁(きょうにん)と言われ,スイーツの杏仁豆腐(あんにんどうふ)の原料となります。
「信州産あんずのタルト」は,杏(あんず)の日本一の特産地である長野県千曲産の甘い杏(あんず)をタップリと使っていて,杏(あんず)の果肉の独特の甘さを心ゆくまで味わえます。
しっかりしたタルト生地との相性も良く,とても美味しい杏のタルトです。
その他のスイーツのメニューは,「ちひろが愛した(新宿すずやの)いちごのババロア」と「レモンのロールケーキ」等があり,いずれも美味しいスイーツです。
美味しいスイーツを食べながら安曇野の田園風景や北アルプスの景色を眺めていると,とても幸せな気持ちになります。
至福のひとときです。
「信州産あんずのタルト」は,562円です。
「安曇野ちひろ美術館」の電話番号は,0261-62-0772です。
なお,「杏(あんず)」に関しては,2014(平成26)年6月28日石川県金沢市の「菓匠高木屋」の「あんず餅(もち)」と,2014(平成26)年6月28日長野県長野市の「利休堂」の銘菓「あんず姫」最中(もなか)と,2012(平成24)年7月6日山形市の「菓道八右エ門」の「杏(あんず)大福」でご紹介しています。
また,「タルト」に関しては,2015(平成27)年4月8日愛媛県松山市の「六時屋(ろくじや)」の「超特選タルト70」(ロールケーキ)と,2015(平成27)年3月28日愛媛県松山市の「一六タルト」で有名な「一六本舗」の、一六名物「しょうゆ餅(もち)」と,2014(平成26)年11月25日山形県真室川町の「おかしの平和堂」の伝承野菜の里芋「甚五右エ門」を使用した「タルト甚五右エ門」と,2014(平成26)年8月19日山形県鶴岡市の「鶴岡のキルフェボン」と言われるフルーツカフェ「青森屋」の美味しい「フルーツタルト」と,2014(平成26)年7月23日山形市のシベール・パン工房の夏の菓子パン「アロエタルト」と「涼餡(りょうあん)パン」と,2014(平成26)年4月24日沖縄県のお土産スイーツの定番「紅いもタルト」と,2014(平成26)年2月9日愛媛県松山市の「一六タルト」(柚子(ゆず))と,2013(平成25)年7月28日山形市のシベールの「ブルーベリーのレアチーズタルト」と,2012(平成24)年11月5日四国の愛媛県松山市の「御栗(おんくり)タルト」と,2012(平成24)年6月30日伊豆伊東の「石舟庵(せきしゅうあん)」の名物菓子「みかんの花咲く丘」(静岡県)(チーズタルト・ニューサマーオレンジ)と,2012(平成24)年5月31日青森県八戸市の青森吟撰チーズタルトケーキ「琥珀(こはく)」でご紹介しています。