山形県真室川町の「おかしの平和堂」の伝承野菜の里芋「甚五右エ門」を使用した「タルト甚五右エ門」

2014(平成26)年11月25日

 山形県の新庄市を中心とした最上(もがみ)地方は美味しい伝承野菜の宝庫です。

 このことは、2014(平成26)年7月18日山形県真室川町(まむろがわまち)の「おかしの平和堂」の伝承野菜スイーツの「勘次郎胡瓜(きゅうり)のジュレ」と、2014(平成26)年7月22日山形県新庄市を中心とした最上地方(もがみちほう)の伝承野菜「畑なす(はたなす)」でご紹介しました。

 今回は、伝承野菜の中でも有名な里芋の「甚五右エ門芋」を使った「タルト甚五右エ門」をご紹介します。

 「甚五右エ門芋」は、この地方だけに栽培されている里芋です。

 里芋特有の甘みがあり普通の里芋より柔らかな食感で、とても粘り気があるとともに煮崩れしにくい特徴があります。

 普通の里芋と食べ比べてみると、その差が歴然とした甘さと粘り気です。

 「タルト甚五右エ門」は、山形県産の米粉でつくった素朴な風味のタルト生地に、甚五右エ門芋を滑らかなペースト状にして生クリーム、砂糖、チーズ、ゲランドの海塩等を加えたカスタードクリームを入れ、粉チーズを表面にトッピングしています。

 とろりとした食感で粘り気のある甚五右エ門芋のカスタードクリームの里芋の風味と甘さが、フランスのブルターニュ半島南部でとれるゲランドの海塩により一層引き立ち、とても美味しいタルトになっています。

 「タルト甚五右エ門」は、1個216円です。

 「おかしの平和堂」の電話番号は、0233-62-2762です。


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