写真全体が青くてなんか気に入らないぜ〜が、青被りです。コンパクトデジカメで昔悩んだ人も多数いらっしゃるはずです。一眼でも条件によって起きてしまいます。
右下半分 F値11&1/30・F値8&1/60・F値5.6&1/125・F値3.3&1/250 この様に写真全体が青くなってしまうと青被りです。
右下隅の白いのはもう白飛びです。
| F11 | F8 | F5.6 | F3.3(開放) | |
| SS1/250 | ||||
| SS1/125 | ||||
| SS1/60 | ||||
| SS1/30 |
写真に青い自然光が多すぎます。青多い写真ですが、、、多過ぎ(^O^)
●青い自然光がとても多い時起きやすいです。晴れた日・浅場・白砂
●F値を開けているか、SSが遅いかです。
(1)SSを速くします。このHPのやり方ではデフォルトが同調速度ですので、今、なぜそんなSS使ってるんですか?そんなことしてるから青被りするんですよ。
(2)SSは同調速度でもまだ青すぎる場合。ここで、F値の登場です。F値の役目はなんでしたっけ???
F値の項目から引用してきました。
| 実際にはF値には被写界深度を変える効果と青い自然光の量を変える効果の2つの効果があります。被写界深度を変える効果だけで考えます。自然光の量が変わる事はひとまずこの段階では完全に忘れましょう。(後に出てきます。) |
はい、今、出てきました。SSがもう限界なので、しょうがなくF値の助けを借ります。F値を絞って青い自然光量を少なくします。F値を絞れば青被りはなくなります。
しかし、もう皆さんわかりますよね?F値を絞って青い自然光を少なくすると、同時に被写界深度が深くなってしまいます。最初に設定したはずのF値を変更するのです。絵コンテが変わります。デメリットです。
皆さんにはここで2つの選択肢が出てきます。メリット(青被りが治る)とデメリット(絵コンテが変わる)の取引です。
●被写界深度が変わると絵コンテが激変するので、このまま青被りを我慢する。
●被写界深度が変わって絵コンテ変更してでも、青被りを治す。
どちらを選ぶかはあなた次第です。
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F値で青被りなど青い自然光量を変化させると被写界深度が変わる。
常にメリットとデメリットの取引をする事
そもそも、青い自然光が多い日に青い自然光が多い場所で、F値を開けて被写界深度を薄くする(ボケを作る)けれども青被りは避けたい、という絵コンテ自身に無理があります。
この絵コンテは、『白い砂地でF値5.6のボケが欲しいけど青くはしたくない』です。残念ながら全面青くなっています。
では、クイズ!!!この絵コンテはいつどのようなところで撮ればいいのでしょうか?答えはすぐ見ちゃだめですよ。自分で時間をかけてしっかり考えてね。もう皆さんは答えられなければいけません〜だってここまで勉強してきたんだもの〜
| 答えはここをクリック |
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