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■みづうみPart2■

 この間、仕事の帰りに、普通にブラジル系の女の人が前を歩いていたんですけど、追い抜こうにもなかなかできない感じで、こう付かず離れずみたいな恰好になったまましばらく歩いていたんですよ。で、そのブラジル系の女の人、かなり割腹のいい体型をされていて、言っちゃうとかなりのデブだったんですけど、外国人の方って、日本人のデブとはまた全然違うじゃないですか。なんかエロ親父っぽい発言になっちゃいますけど、こう、プリップリしてるというか(笑)、脂肪がブヨブヨたるんでなくて、お尻の形とかもよくて、上を向いてる感じで(本当、エロ親父みたいですね)。で、なんとなく、心の中でスピッツの「あわ」という曲を歌いつつ(「でっかいお尻が大好きだ」って歌詞があるんで)、「すげぇ尻してんなぁ」と眺めながら歩いていたんですよ。しばらくそのまま歩いてたんですけど、そのブラジル系の女の人が、何度か私を振り返ったと思ったら、急に怯えたように走り出したんですよ。えぇー?と思って。なんか、変質者に尾行されてる!とか思われた?というか、私、女だし、その人よりか全然弱そうな感じのはずなんですけど(笑)。で、なんか不本意な、腑に落ちないような気持ちになりつつ、『みづうみ』の「先生」は尾行癖があるじゃないですか。ちょっと気持ちがわかってしまって嬉しかった。わっはっは。笑っておこう。あんまり、深くはわからないし、わかりたくもないんですけど、その人が走り出した瞬間、ちょっと「にたり」って嫌な顔で笑ってしまっていたかもしれない!ヤバイですね、私。

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