小屋の前にあるベンチで少し休憩した後、小屋裏手にあるトイレを借りたところ、 テント場が開放的であることを知り、そちらに進んでさらに休憩することにする。 小屋の後方からは、先程の山々に北穂高岳が加わり、 さらには蒲田富士の右斜面後方に西穂高岳も見えている。 写真は その広々としたテント場。 | |
10時8分にテント場を出発する。 やがて、右手上方に岩峰、そしてその左後方にカール状地形と稜線が見えるようになる。 |
|
また、振り返れば、
これまで断片的にしか見ることができなかった穂高連峰が、
色づく木々の向こうにキレイに見えるようになる。 | |
周囲の紅葉はますます美しくなり、明るい日差しの下、 黄色や赤が目に眩しい。 また、前方を見上げれば、紅葉に染まった千丈乗越へと続く尾根が青空に映えており、 その美しさに感嘆するとともに、この好コンディションに大いに感謝する。 やがて、登山道上に水の流れが現れ、暫く登っていくと最終水場に到着する。
時刻は 11時3分。 |
|
この水場からはジャンダルム、
西穂高岳方面がよく見える。 5分程水場で休憩した後、先へと進む。 | |
休憩しながら振り返れば、今まで下方から見ていたために、
その山容がよく分からなかった奥丸山がしっかりと姿を見せている (写真)。 15分程休憩を取った後、出発。 |
|
やがて、11時47分に 2,400mの標識を通過する。 しかし、その少し先で奥丸山から千丈乗越へと続く尾根とともに、
千丈乗越、そしてさらに先の西鎌尾根も見えるようになってきて少し元気が出る。 なお、登山道脇にある標高標識であるが、 先般登った笠ヶ岳 笠新道では、 標高表記とともにチョットしたコメントが添えられている木製の立派な標識であったが、こちらは至ってシンプル。 プラスチック板 ? や木の板に手書きで標高が書かれているだけである。 |
槍 1、   槍 2、   槍 3、   槍 4、   槍 5、   槍 6、   槍 7、   槍 8、   槍 9、   槍 10、   槍 11、   槍 12、   槍 13 もご覧下さい。