滝子山(寂敞尾根) ( 滝子山:1,620m ) 2021.4.26 登山



【PHOTO & 記録 滝子山(寂敞尾根) 8】

雁ヶ腹摺山の右斜面後方には 鷹ノ巣山が確認でき、さらに右には 川苔山も見えている。

さらに目を右に向けると、 三頭山大岳山、 そしてさらには先日登った 権現山も見え、少し間を空けて南東に 丹沢山塊が並んでいる。

写真 中央の山が三頭山。
三頭山の右斜面後方に少し見えているのは 御前山かもしれない。
また、三頭山の左後方に見えているのが川苔山で、三頭山の右後方 (写真 右奥) に見える山が大岳山。

こちらは、さらに右側、東北東方面に見えている 権現山 (写真 中央やや左)
その右手後方に見える山は連行峰と思われる。

権現山に登った時は、権現山自体が稜線上の突起にしか見えなかったのだが、 こう見るとしっかり存在感を示している。

前回に勝るとも劣らぬ素晴らしい景色に大満足し、満たされた気分で食事をした後、10時19分に下山する。

登ってきた方角とは反対の東側へと下る。

少しザレた斜面を慎重に下り、大谷ヶ丸方面への分岐 (写真 中央左に赤と白の標識が小さく見える) には 10時22分に到着する。

ここで左に下れば、下山あるいは大谷ヶ丸方面に行けるのだが、まずは三角点を踏むべくまっすぐ進んで初狩駅方面を目指す。

小さなマウンドを 2つ程越せばすぐに 二等三角点で、 三角点を踏んですぐに引き返す。
時刻は 10時24分。

なお、前回の 中倉山もそうであったが、 国土地理院の電子国土基本図では、滝子山に関してこの三角点の高さ 1,590.3mの表記しかないため、滝子山の実際の高さ (1,620m) とは 30m程違っている。
この問題はやはり解決されるべきであろう。

大谷ヶ丸方面への分岐まで戻り、右に道をとって下りに入る。
時刻は 10時25分。

先ほどまでの登りの道に比べて、道は格段に踏まれている。
こちらを通る人の数がかなり多いことの証左である。

緩やかに下って行くと、やがて下方に祠が見えてくる。
白縫神社である。時刻は 10時30分。

祠の傍らには小さな鎮西ヶ池 (写真)がある。
ここは源為朝 (鎮西八郎為朝) の妻である白縫姫と 2人の間の子供である為若丸が追っ手から逃れるためここに小屋を建てて隠れ住んだとの伝説が残っているようである。

1998年にこの山に登った時の写真を見ると、ここには木の鳥居があり、また賽銭箱もしっかり置かれていたが、 今や賽銭箱は封印されてしまっており、鳥居は残っていない。

ただ、鎮西ヶ池は当時とあまり変わっておらず、細々ながらも水が湧き出ているようである。

白縫神社を過ぎ、さらに緩やかに下っていくと、 やがて笹子駅方面と大谷ヶ丸方面との分岐に出る。
時刻は 10時34分。

前回はここから大谷ヶ丸を目指したのであるが、途中で画像データをパーにしてしまったショックもあり、 また道自体も単調で、面白味がなく、ただただ苦行に感じたことから、今回は笹子駅方面に進んで下山モードに入る。



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