滝子山(寂敞尾根) ( 滝子山:1,620m ) 2021.4.26 登山



【PHOTO & 記録 滝子山(寂敞尾根) 9】

左へと進んで防火帯と思しき草と土の広い斜面を下る。

すぐに先の方に 八ヶ岳連峰が見え、それに続いて 金峰山、朝日岳、 国師ヶ岳、そして 黒金山などの奥秩父の山々が見えてくる。

写真は 八ヶ岳連峰
方角的には北東にあたる。

さらには 八ヶ岳連峰の左に 金ヶ岳、茅ヶ岳も確認でき、 気持ち良く下っていける。

写真 中央奥の山が金ヶ岳で、その左の山が茅ヶ岳である。

また、前方右手には大谷ヶ丸がなかなか美しいピラミッド型を見せてくれているが、 かなり高く見えることに驚くとともに、よくもまあ前回あそこまで登ったものだと感心する。

道は緩やかに下りながら徐々に左へとカーブしていく。
やがて、防火帯も終わりとなって樹林帯に入ると、暫くはほぼ平らな道が続く。
その後、緩やかな下りに入れば、道は大きく右にカーブした後、今度は山襞に沿って左に大きく回り込むようになる。

途中、見上げれば、大谷ヶ丸がますます高く見え、その高さに再度 驚かされる。

この辺は谷底に近いのであろう、右下に川底が白い すみ沢の流れが見えてくる。

川底が白いのは、恐らく風化した花崗岩が川に流れ込んでいるものと思われるが、 確かに周囲の所々に風化してコンクリートのようになった斜面が見られる。

写真では分かりにくいが、白い斜面の下方に すみ沢の流れがあり、写真 中央を右から左に横切っている。

暫くは水の流れに沿って進む。

道は緩やか、大変歩きやすい。
大谷ヶ丸経由で下った前回とは違って、こちらのルートの方が断然気持ちが良い。

丸木橋にて対岸に渡り、右岸を進む。
徐々に川との高低差が出始めるが、道の方は平らのままで、川の方が谷を抉っている状態である。

造林小屋跡を過ぎ、順調に進んでいくと、やがて小さな支流を渡った先で道が二手に分かれる。 時刻は 11時11分。

直進は 『迂回路』 とあるが、見たところ一般的な登山道で、 左に下る道は標識に 『難路』 と書かれている。
ここは躊躇なく左手の難路を選択したのだが、すぐ先で倒木に道を塞がれてしまい、一旦 右に登って迂回路側へと戻ってからその先で再度下る。

この道は すみ沢の流れに沿っていくもので、景色はなかなかのものである。

ただ、難路というだけあって、途中、斜面が崩れて登山道が崩れかけているようなところが多々見られる。

また、倒木が道を塞いでいるところもあり、楽しい道ではあるが、少し注意が必要である。



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