法面の縁に沿って斜めに登って山に取り付く。 最初はお助けロープまで設置されている急斜面だが、すぐに緩やかな道に変わり、下草のほとんどない斜面を登っていく。 | |
この斜面も長くは続かず、5分程で陽の当たる明るい尾根に登り着き、 そこからはほとんど平らといっても良い緩やかな上り勾配の道が続く (写真)。 この尾根は土手のような形状で陽が当たって明るく、新緑が鮮やかで気持ちが良い。 途中、小さな岩が時々現れるが、まだこの尾根の核心部ではなく、全く普通に登っていくことができる。 |
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少し傾斜が出たと思ったら、それを過ぎるとまた穏やかな道が続く。 そして、前回経験しているので、もうそろそろかな と思いながら振り返れば、案の定、樹林の先に見える山の間から 富士山の真っ白な頂上部分が顔を出している。 富士山を挟んでいる山は右が 三ツ峠山、 そして左は三ツ峠山の手前にある鶴ヶ鳥屋山 (つるがとやさん) である。 前回と同じ状況の 富士山を見ることができたことでテンションが一気に上がる。 | |
道はこれまでと同様、少し高度を上げてはまた緩やかな道が続くというパターンの繰り返しである。 やがて、前方に 滝子山を中心として東西に伸びていると思われる尾根が少しずつ姿を見せ始める。 土手のような形状をした平らな道が続く。 |
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展望の方は樹林が邪魔をしてあまり得られないが、不意に樹林の間から 笊ヶ岳と布引山が見えるようになる。 この先、南アルプスがよく見える場所があることを 3日前に確認済みなので、 富士山と同様に 南アルプスもよく見えることが確認できて楽しみが増す。 写真奥 中央の山が笊ヶ岳、その左の横に長い大きな山が布引山。 | |
振り返れば、 富士山が六合目付近より上の姿を見せており、その右手前に 三ツ峠山、御巣鷹山が見えている。 そのさらに手前を右の 本社ヶ丸から左の鶴ヶ鳥屋山へと続く尾根が横切っているのが確認できる。 |
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