滝子山(寂敞尾根) ( 滝子山:1,620m ) 2021.4.26 登山



【PHOTO & 記録 滝子山(寂敞尾根) 5】

滝子山へは右へと進む。

前方に高みが見えているが、これは滝子山本峰ではない。
前回はこの高みが滝子山頂上と思い、登り着いてガッカリしたのであったが、今回は冷静に進む。

なお、滝子山は 3つのピークからなっており、本峰はこの目の前の高みの先にあり、さらにその先に三角点のあるピークがある。

一旦大きく下った後、その高みに取り付く。
途中、右手を見れば 富士山がよく見えている。

小さな幅のジグザグを繰り返しながら高度を上げていく。
無論、土の斜面であるが、所々に岩があって、少し砂礫が混ざっているという状況である。

さらには、少し崩れかけた岩場もあり、雨などが降った時は滑りやすいので要注意である。

途中、道が少し西側を巻くようになると、南アルプスの展望が一気に開ける。

先ほどまで浜立山に隠れ気味であった 間ノ岳農鳥岳などの山々も含めて、ここでは全く遮るもの無く見ることができる。

雲に隠れ気味だった 聖岳 (写真 中央) もハッキリと見えており、 また嬉しいことに先ほどまで見えなかった アサヨ峰甲斐駒ヶ岳まで見ることができたのであった。

実は、前回、この直登の道は通らず、途中から左へと巻いてしまい、一応 本峰手前の高みには登り着いたものの、 このような南アルプスの姿を見落としてしまったので、この光景は大変嬉しい。

こちらは上記写真の右側。

写真 左の白き山が 赤石岳と小赤石岳で、その右に見えている白き山が 悪沢岳である。

そして、悪沢岳の右斜面が下り終えて再び上に上がった先の小さなピークが徳右衛門岳と思われ、 さらに写真右端に見えている白いピークが蝙蝠岳であろう。

こちらは上記写真と重複部分はあるものの、さらに右側。

写真 中央やや左の白き山が 塩見岳で、その左に見える白きピークが、 上述の通り蝙蝠岳である。

さらには、写真 右端に一部だけ見えている山が 農鳥岳で、農鳥岳の左に見える小さなピークが 広河内岳である。

こちらは上記写真のさらに右側。

写真 左端に一部だけ見えている山が 広河内岳で、その右の山が 農鳥岳である。

そして、農鳥岳の右には大きな山容の 間ノ岳が続き、 さらに右に綺麗な形をした 北岳が見えている。



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