川苔山 ( 川苔山:1,363.2m) 2018.2.14 登山



【PHOTO & 記録 川苔山 6】

少し進んで右手を見ると、 樹林の間に白い山々が見えるようになる。
全く山名が分からないまま写真に収めたのだが、帰宅後調べると、何と 平標山、仙ノ倉山、 エビス大黒ノ頭、そして 万太郎山であった。
越後の山とは夢にも思っていなかったので、分からないはずである。

写真 中央奥に見える白い山々のうち一番高い山が仙ノ倉岳で、その左の山が平標山。 仙ノ倉岳の右、鉄塔の左後方に見える山がエビス大黒ノ頭で、鉄塔の右後方に見えている山が万太郎山。
となると、万太郎山の右に続く白き峰々は 谷川岳へと連なっているはずだが、 残念ながら枝が邪魔をしてよく見えない。
なお、平標山の手前左側に並ぶ黒き山は榛名山で、右から二ツ山、相馬山である。

さらには日光の 奥白根山錫ヶ岳といった山も見えたが、 こちらは見慣れているのですぐ分かる。
写真 中央の白きドーム型の山が 奥白根山で、その左に見えている白い山が錫ヶ岳。
また、肉眼では分かりにくいが、錫ヶ岳の手前には 皇海山も確認できる。

また、近くには蕎麦粒山が見えており、回廊の左側に目をやれば 大岳山も見えている。

土手状の尾根の周囲を歩き回り、樹林の間から見える山々を何とか写真に収めた後、 雪の回廊を登っていく。

やがて少し傾斜が急になって小さな高みに取り付く。

右手を見ると、今度は少し霞み気味ながらも 太郎山男体山女峰山が見えている。

写真 中央やや左の台形の山が 男体山
男体山の右の山が女峰山で、男体山の左手後方の山が太郎山。

徐々に傾斜が緩んでくると、 やがて先の方、川苔山の頂上と思しき所に登山者の姿が見えてくる。

川乗橋でバスを降りてから誰にも会っていなかったので、 川苔山を独占できるものと勝手に思っていたのだが、頂上には中年のご夫婦が先客としておられたのであった。
どうやら鳩ノ巣駅方面から登ってこられたようである。

川苔山頂上到着は 11時6分。 コースタイムに比べてかなり遅い。

南側のベンチにザックを置き、周囲の山々を写真に撮る。

まずは、やはり 富士山に目が行く。
この川苔山頂上から 富士山がこれ程よく見えるとは思っていなかったので、喜びも大きい。

富士山の左斜面が下った先には 杓子山、鹿留山 (ししどめやま) が見えており、富士山の右手前には 三頭山が大きい。

鹿留山 のさらに左側は木々が邪魔をして見ることができないが、場所を移動すれば 御正体山御前山大岳山といった山々を見ることができる。
大岳山の右後方には 丹沢の山々も シルエット状に見えているものの、こちらも枝がかなり邪魔をしている。

写真は御前山。
御前山の右後方にうっすらと見えている三角形の山が御正体山。



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