周囲の杉の密度が増してくると少し傾斜が緩むものの、 それでもやはりこの下りは厳しい。 やがて下っていく先に標識が見えてきたので、漸くこの下りも終わりかと期待したが、 ここからもまだまだ下りが続く。 この標識があるところが恐らく
『 大休場 (おおやすんば)』 で、道はここから右に下る。 | |
ここからは落ち葉で滑りやすい斜面が続く。 この下りでも展望はほとんど得られないが、
再び自然林となったところで樹林が切れて山が見えるようになる。 |
|
道はまたまた植林帯に入り、展望の無い下りが続く。 単調な下りに対する嫌気と、バテからくる身体のしんどさに耐えながら、
まだかまだかと思いつつ下り続けていくと、嬉しいことに下方樹林越しに青い屋根が見えてくる (写真)。 | |
そこから右に下って行くと、
やがて樹林を抜けたところに標識が現れる。 その標識から 2分程歩けば乳房観音で、
小さな祠 (写真) に観音様が祀られている。 |
|
再び分岐に戻り、
先程見えた青い屋根の民家の横を抜けていくと、すぐに車道に飛び出す。傍らの標識には 『 奥多摩駅 2.3km 』 とある。 車道歩きはあまり好きではないが、先程までの長い下りに比べれば、この道は天国である。 写真は ます釣場のある日原川で、橋の下が釣場になっている。 | |
本日は、 年明け以来連続している奥多摩の山をまたもや選び、人気の川苔山に登ったのであるが、 途中の凍結した百尋ノ滝も素晴らしく、また雪もまだ多く残っており、さらにはかなりのロングコースだったため登り応えがあって楽しい山行であった。 低山とは言え奥多摩の山はなかなか魅力的であり、 しかも初めて登る山が多いため刺激も大いに得られるので、ここ当分は 奥多摩通いが続きそうである。 写真は本仁田山に登る途中で見えた川苔山と覚しき山 (写真 中央)。 |
川苔 1、  川苔 2、   川苔 3、  川苔 4、   川苔 5、  川苔 6、   川苔 7、  川苔 8、   川苔 9、  川苔 10、   川苔 11 もご覧下さい。