川苔山 ( 川苔山:1,363.2m) 2018.2.14 登山



【PHOTO & 記録 川苔山 8】

11時37分に東の肩まで戻り、 少し進んだ先にて標識 (写真) に従って右に折れて鳩ノ巣駅方面へと下る。

ここからは南側斜面を下るので、雪の無い落ち葉の道が時々現れるが、 落ち葉の下には凍った雪があったりするので要注意である。

日当たりの良い斜面をジグザグに下る。
前方には 大岳山が樹林の間にチラチラ見えるものの スッキリと見通すことができない。

足下の雪がほぼなくなると、やがて水場を案内する標識が現れる。
水場は右で、左は赤杭山 (あかぐなやま)、そして直進が本仁田山、鳩ノ巣駅とある。時刻は 11時46分。

さらに下って行くと、周囲に再び雪が現れ始め、 ベンチが置かれている鞍部 (恐らく 舟井戸のコル) 付近では完全に雪の世界に戻る (写真)

さて、ここで道は 2つに分かれることになり、直進が鳩ノ巣駅、 そして右側の斜面に取り付く道が大ダワ、本仁田山となっている。
本日はできれば車を置いてある奥多摩駅まで歩いて戻りたいことから、右手の斜面に取り付いて本仁田山を目差す。時刻は 11時50分。

なお、この分岐に立つ標識には、 『 この先岩場 通行注意 』 との注意書きがぶら下がっている。
状況が全く分からないので少々ビビるが、雪の上には踏み跡多くあり、多くの人がこのルートを通っているようなので、 少し安心する。

雪の斜面を登る。息が少し上がるがその距離は短い。
そして、その急斜面を登り切ると、左斜面が杉林、右斜面が自然林となっている尾根が続くようになり、 道は尾根のすぐ下、杉林側を進む。

最初はどうと言うこともない道が続くが、 やがてアップダウンが厳しくなり始め、雪と落ち葉が入り混じった道を進むようになる。
特に落ち葉や砂礫によって足下が滑りやすいので要注意である。

途中、右上の岩場の展望が良さそうだったので登ってみると、嬉しいことにそこから 大岳山がスッキリと見通せたのだった。
なお、大岳山の右後方にうっすらと見えている山々は、左から丹沢三峰、丹沢山、そして 蛭ヶ岳である。

道の方は日当たりが良いためか雪がないものの、 一方で少し荒れ気味の道が続くようになる。
さらには露出した岩が多くなり、道が少々ハッキリしない所や、少し通過に慎重さを要する場所が現れる。
こういう時、チェーンスパイクは少々邪魔になるが、先の方に雪が見えているので、履いたまま下る。

写真は岩が露出した、滑りやすい斜面を振り返ったところ。

岩場を過ぎ、 落ち葉が多い滑りやすい斜面を下っていくと、道は雪の上を歩くようになり、鞍部を過ぎた後、再び雪の登り斜面へと変わる。

その高みを乗り越すと、前方に目差す本仁田山が見えてくるが (写真)、 遠くしかも高く見える上に、一旦ここから大きく下るので登り返しがかなりキツそうである。



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