川苔山 ( 川苔山:1,363.2m) 2018.2.14 登山



【PHOTO & 記録 川苔山 3】

滝は、その上部では水が飛び散っているものの、 ほぼ全面的に凍っていて見事な氷瀑が出来上がっている。

時期的に氷瀑の全盛期は過ぎていると思われるが、 それでも上部から足下まで白い氷の塊が積み重なっており、それぞれの氷塊から何本もの つららが垂れ下がっている姿は見事である。
さらには、滝の一番下、小生のすぐ目の前には成長して 富士山の形になっている 氷塊が高く盛り上がっている。

ここまでの状態の氷瀑を見るのは初めてということもあって、 その迫力、見事な芸術性に圧倒される。

ずっと見ていたい光景であるが、本日は先が長いので、9時8分、川苔山へと向かうべく、 辿ってきた道を戻る。

梯子を昇って川苔山分岐まで戻った後、そこから左上に延びている梯子を昇る。 梯子を昇り終えれば、また雪のない落ち葉の道が続く。

暫く登っていくと、周囲に陽が差すようになってかなり温かくなり、 しかも上空には青空が広がっているので、大変気持ちが良い。

徐々に高度を上げていくと、 右手樹林越しになかなか形の良い山が見えるようになる。

この辺の山はほとんど分からないのだが、休憩時に地図を見ると、 どうやら六ツ石山の東側にある狩倉山 (不老山) らしい。
そして、ピラミダルな狩倉山の右後方最奥に見えている高みが六ツ石山ではないかと思われるがどうであろう。

雪の無い、日当たりの良い道が続く。
あまりにも雪が出てこないので、よっぽどチェーンスパイクを脱ごうかと思ったが、この先、雪が現れるのが分かっているので、 かなり気が引けるものの、そのまま歩き続ける。

岩混じりの斜面を登っていくと、漸く先の方に稜線が見えてくる。
梯子を昇り、よく踏まれた道を緩やかに登っていく。
周囲は自然林から杉の植林帯へと変わり、道はその杉の斜面をジグザグに登っていく。

尾根に登り着くと、 そこにある岩の基部に、柱間が 20センチにも満たない小さな鳥居があって、そこにはお賽銭や御神酒が置かれている。
山の神を祀っているのであろうか。時刻は 9時31分。

ここからは右に曲がって、尾根上を登っていく (完全に尾根上ではなく、 所々で尾根の下を進む)

自然林と杉の植林が混合している尾根を登っていく。

すぐに 『 川苔山 2.4km 』 と書かれた標識を通過する。
時刻は 9時35分。

岩混じりの道を登る。
この辺は傾斜も少し急で、少々息が上がるが、すぐに道は斜面を横切るようになって傾斜も緩やかになってくる。



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