6月20日
(経ヶ岳に登頂) に引き続き、
6月27日の土曜日も梅雨の晴れ間となると聞き、山に出かけることにした。
例のごとく行き先に迷ったのだが、数日前に受講した 『 特定保健指導 (小生の場合、
メタボリックの予備軍として、動機付け支援)』 を真摯に受け止め、少々身体を苛める位の登山ルートを選ぶこととし、
検討の結果、新潟県の万太郎山に日帰り登山することに決めた。
この万太郎山は、先般
平標山、仙ノ倉山、大源太山 (河内沢の頭)に登った際や、
3年前に谷川岳に登った際に、
遠くから眺めて登ってみたいと思った山であり、一方で 日帰り登山は無理とあきらめていた山でもあった。
しかし、27日の谷川岳周辺の天候がすこぶる良いことを
YAHOO、Mapion 両方の天気予報サイトで確認した上で、ネットで万太郎山への日帰り登山を検索したところ、
前例があるある、中には 60歳を超えた方も達成しているではないか。
勝手に日帰りは無理とあきらめていた自分を反省したのであった。年を取ると どうも保守的になってしまう。
さて、万太郎山登山日帰りルートとしては
(1) 土合から西黒尾根(あるいは巌剛新道)を登り、
谷川岳の頂上を踏んだ後、万太郎山まで縦走し、万太郎山からは吾策新道を下って土樽駅へ進み、
そこからJRにて土合に戻ってくるルート、
(2) 土合から谷川岳ロープウェイを使い天神平へと進み、
そこから天神尾根を登って谷川岳、そして後は (1) と同じルートをたどるもの、
(3) 土樽から吾策新道を登り、ピストン登山するもの、
(4) 反対側の平標山から登り、
仙ノ倉山、
万太郎山と縦走し、吾策新道を下って土樽駅から越後湯沢駅、そして平標山駐車場まで戻ってくるルート、そして、
(5) 前述の (1)、(2)、(4) のピストン登山といったルートが考えられる。
さて、ここは思案のしどころだが、その前に土樽駅発の上り電車、下り電車を調べる必要がある。
下り 長岡方面行きは 13時59分発、上り 水上方面行きは 15時21分、これは余程 朝早い出発でなければ無理である。
次の上り、下りは 何と 3〜4時間後の 18時1分 (下り) と 18時11分 (上り)。
やや遅い時間だが、逆に登山に余裕が生まれることになる。
といったことを踏まえ、色々検討してみた。まずはピストン登山は除外、そして平標山経由のルートは、
途中になるエビス大黒の頭が魅力的ではあるものの、先般登ったばかりのコースであり、また越後湯沢駅から戻ってくる手段がタクシーになる可能性が高いのでこれも除外、
そしてロープウェイを使うのは小生の登山信条に反するということで、(1) のルートを辿ることに決めたのであった。
後は体力維持、そして天候が崩れないことを願うばかりである。
4時丁度に横浜の自宅を出発。横浜ICから東名高速道に乗る。
例の如く、早朝の環状八号線で小渋滞があったものの、5時には練馬ICから関越道に乗ることができ、
水上ICまで順調であった。
関越道を下りた後は、ナビに従って土合駅、そして谷川岳ベースプラザと進む。尤も、
このルートは谷川岳再登山や
白毛門・朝日岳登山の際に通っているので 3回目となり、
ナビ無しでも迷わずに行ける行程である。
谷川岳ベースプラザには 6時25分に到着。早朝というのに、プラザには結構な数の車が駐まっている。
身支度をして 6時32分、プラザを出発。エレベータに乗らずに駐車場出入口から出て清水街道へと進む。
途中の登山指導センターで小用を済ませ、葛折りの車道を登っていく。