一方、展望の方はさらに開け、
霞沢岳の右には
蝶ヶ岳、
大滝山と思しき山が見え、さらに後方には
八ヶ岳も見えてくる。 左足の付け根に生じた痛みをこらえつつ登る。 | |
やはり
奥穂高岳、前穂高岳、
霞沢岳、2,553m峰と並ぶ姿が一番目立ち
(写真)、次に南の方角の中央アルプスが目に着く。 |
|
一方、身体の方は頻りと休憩を要求しているのだが、 もう少し傾斜が平らでないと落ち着かないため、平らな場所を求めてさらに進むことにする。 この頃になると、斜面の足跡はかなりばらけ、小生もそれに倣って、 スノーシューの歩き易い所を選んで登る。 さらに登っていくと、周囲の木々は一層疎らとなり、
いよいよ十石尾根へと至る最後の斜面が近づいてくる。 | |
2本のストックを雪の上に寝かせてその上にザックを置き、立ったまま飲み物、
食べ物を口にする。 目の前の小さなマウンドを越え、いよいよ最後の斜面に取り付く。 |
|
雪の斜面を登る。 右には 穂高連峰が見え、やがて左手には 乗鞍岳の 高天ヶ原、そして 剣ヶ峰が見えてくる。 雪の上につけられている踏み跡を辿る。 | |
やがて踏み跡は斜面を右に横切って登っていくようになる。 |
十石 1、  十石 2、   十石 3、  十石 4、   十石 5、  十石 6、   十石 7、  十石 8、   十石 9、  十石 10  もご覧下さい。