芝コースには内回りと外回りの2本があり、内回りコースの2コーナーが分岐点、3コーナーが合流点となっています。1周内回りの延長は1667メートル、外回りが1840メートルで、直線は310メートルです。全体的にゆるやかな起伏が連続的に続くコースですが、ゴールから逆算した200メートル地点から60メートル地点にかけての140メートルの間には、高低差2.3メートルの急激な登り勾配が待ち受けており、これはマラソンにたとえれば、“心臓破りの坂”にあてはまるもので、競走馬にとっては勝利の前の大きな試練の場といってよいでしょう。