競馬に関する備忘録とか…◎○▲×

タイム分析

タイム分析とは?

タイム分析のページは、2011年の中央競馬開催を最後に更新を終了しました。新たに番組注目馬、次走推奨馬などの情報をまとめたアプリを作りましたのでよろしければご利用ください。 DB Stallion(デビスタ)

グリーンチャンネルで毎週月曜22時から放送中の先週の結果分析では土日に行われた中央競馬の平地競走全レースをそのレースの勝ちタイムを手掛かりに評価し、各競馬場の馬場状態やレースのレベルを分析して次回の参考になる有力馬を推奨評価しています。

番組内のタイム分析のコーナーでは、各競馬場で行われる平地競走について、勝ちタイムの真の価値を分析していきます。
今年から番組がリニューアルされました。タイム分析の内容と従来からの変更点について説明します。

まず基本となるのが基準タイム。これは異なるレースのタイムの価値を比較するため基準タイム作成委員会が番組独自に設定をしています。 基準タイムというのは各クラスにおける水準レベルの勝ちタイムです。 この基準タイムと勝ちタイムを比較してその価値を判断します。

但し、競馬は開催日ごとに異なる馬場コンディションの下で行われるため時計の出方が異なります。 どれほど速い時計の出るコンディションだったのか、或いは時計が掛ったのかを数値で表したものが馬場差です。 馬場差は基準タイムと実際のタイムとを比較して算出します。 この番組における馬場差はマイナス方向に大きくなるほど速い時計の出るコンディション、プラス方向に大きくなるほど時計の掛るコンディションとなっています。 この馬場差を踏まえて各レースの真の価値を見極めてゆく訳です。

尚、馬場差は距離によっても異なります。距離の長いレースになるほど原則的には馬場コンディションの影響を大きく受けるからです。 但し、この原則が当てはまらない例外的なケースは注釈が加えられます。

近年芝・ダートとも総じて走破タイムが速くなっていることからこの基準タイムに見直しをかけ、各開催場のコンディションを踏まえつつ基準タイムを速めて修正をしました。 これによりマイナスゾーンに偏っていた馬場差が水準レベル乃至はプラスゾーンへとある程度散らばることが予想されます。 例えば昨年の同じ時期の馬場差と比べてプラス方向に動いたから、即時計が掛っているとは判断できませんのでご注意ください。

更にスローペースのレースが多くなっていることを考慮してペース補正が取り入れられました。 基本的には下記@のようにタイム差から馬場差を引いた数値でタイムの価値を判断しますが、ペース補正を施したレースではAのようにタイム差から馬場差を引き更にペース差を引いた数値が対象となります。

ペース補正イメージ

最後に、完全タイム差という項目が新たに設けられました。これは各距離の馬場差やペース差を踏まえた数値です。
この完全タイム差の欄を見れば馬場差やペース差を差し引くという計算をする必要がなく、そのレースの勝ちタイムの本当の価値が一目瞭然となります。

この完全タイム差を基にしてタイムランクをAからEの5段階で表示します。 記号は最も優秀なAランク、その次に優秀なBランク、平均レベルのC・Dランク、評価できないEランクとなります。 但し、AからEの表示とは別にSのレースもあります。かなりのスローペースになってしまうといくらペースを補正しても真の価値を見極めることは困難です。 この様なレースはスローペースを表すSで表示します。※ 尚、2009年から勝ち馬レベルの表示はなくなりました。

  1. 2011年中央競馬タイム分析表
  2. 2010年中央競馬タイム分析表
  3. 2009年中央競馬タイム分析表
  4. 2008年中央競馬タイム分析表
  5. 2007年中央競馬タイム分析表
  6. 2006年中央競馬タイム分析表
  7. 2005年中央競馬タイム分析表