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NEC玉川事業場の中を新幹線と横須賀線が通っていましたが、新幹線を超えた部分はマンションになり、だいぶ狭くなったようです。向河原駅は直結の改札がありますが東急の武蔵小杉から10分程度歩く人も多いようです。横須賀線の武蔵小杉駅は少し近いようです。 NECは平成14年5月16日に半導体部門の分社化を発表し、平成14年11月1日にNECエレクトロニクスを設立しました。NECエレクトロニクスは平成22年4月1日にルネサステクノロジ(日立製作所と三菱電機の半導体事業会社)と合併しルネサスエレクトロニクスとなりNECエレクトロニクスが存続会社となったため、武蔵小杉が本店となったようです。本社は旧ルネサステクノロジの本社があった大手町でしたが、平成27年7月27日に豊洲へ引っ越したようです。 ルネサスエレクトロニクスは、平成23年3月11日の東日本大震災で茨城の那珂工場(日立)が被災し自動車用半導体が供給できなくなりトヨタなど自動車メーカの支援を受けて復旧まで3ヶ月を要しましたが、平成28年4月14日~16日の熊本大震災で熊本のルネサスセミコンダクタマニュファクチャリング川尻工場(NEC)が被災したときは東日本大震災を教訓としたBCPが機能して1週間で一部生産を再開させたようです。 ルネサスエレクトロニクスは平成24年3月1日にパワーアンプ部門及び東日本セミコンダクタ長野デバイス本部を村田製作所に譲渡。平成24年7月1日にルネサス北日本セミコンダクタを富士電機へ譲渡したようです。平成26年1月には液晶ドライバを専門としていたRSP(ルネサスエスピードライバ:ルネサス55%、シャープ25%、台湾パワーチップ20%)を売却しました。平成25年現在携帯電話など小型液晶(液晶TVのドライバはすでに撤退)のドライバでは世界シェア30%というトップシェア ですが韓国や台湾メーカの低価格攻勢に耐えられなくなったようです。 NECのDRAM関係はすでに平成11年にNEC日立メモリとなり、平成12年にエルピーダメモリ(NEC相模原やNEC広島)として分離しています。 NEDOプロジェクトの成果を元に、放射線耐性の高いNB-FPGA(NanoBridge(金属原子移動型スイッチ)-FPGA)を開発し、平成31年1月19日にJAXAのイプシロン4号機で打ち上げた小形実証衛星1号機(RAPIS-1)に搭載し宇宙空間での実験を開始したようです。NB-FPGAは最先端のFPGAに比べ消費電力1/10を実現したようです。 半導体メーカシェア
NECソフトの玉川事業場もあるようです。神奈川県内には神奈川支社があります。都内に、NECソフトの本社や西東京システムセンターもあるようです。 NECマネジメントパートナの本社もあるようです。NECマネジメントパートナは平成26年4月1日に、NECラーニング、NECプロサポート、NECパーチェシングサービスが合併して出来た会社のようです。 NECの本社は三田のようです。横浜にも衛星関係や移動通信関係の工場があったようですが今はショッピングセンターになったようです。その他にも府中、我孫子にも拠点があるようです。 南武線沿線には情報通信関係の会社が多いようで、川崎(東芝)、矢向(NEC)、鹿島田(日立)、向河原(NEC)、武蔵小杉(NEC)、武蔵中原(富士通)、武蔵溝の口(富士通ゼネラル)、武蔵溝ノ口(NEC)、南多摩(富士通)、分倍河原(NEC)などがあるようです。 |