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![]() 東芝ビルの「わ」 |
![]() SUMCO/兼松 |
SUMCOは半導体ウエハーを供給する会社でシーバンスN館にあります。京都市の半導体製造装置のサムコ社とは資本関係がない別会社のようです。SUMCOは1937年の大阪特殊製鉄所がら始まり住友金属工業、三菱マテリアルシリコン、シリコンユナイテッドマニファクチャリングが合併し三菱住友シリコンとなり、平成17年にSUMCOという商号になった会社です。 兼松の本社はシーバンスN館にあります、京橋にあった旧本社は貸しビルになっているみたいです。 東芝の本社や貿易センタービルもあります。東芝の工場は、府中事業場や川崎駅の隣が有名でしたが、川崎駅周辺の工場はなくなったようですが、川崎駅に隣接して東芝未来科学館があるようです。昔は晴海の国際展示場へ行くのに日の出桟橋から海上バスを使う人が多かったのですが、今はビッグサイトへは、りんかい線が良いようです新橋から「ゆりかもめ」もありますが時間を確認したほうが良いかも。東芝グループには、東芝機械という会社がありましたが米国の原発事業損失補填のため売却したため、2020年4月には社名を変更するようです。 東芝はNANDメモリで健闘していますが、NEC、三菱、日立が合併したルネサスエレクトロニクスは大幅な工場閉鎖やリストラの嵐が吹き荒れているようです。東芝はサンディスクの投資も引き込み、平成26年9月9日に次世代NANDメモリの四日市工場の新棟が竣工、平成29年に建屋の完成をめざして3600億円の投資をするようです。また、平成28年5月にサンディスクを買収したHDDメーカーのWDウエスタンデジタルもHDD市場の縮小を補填するためSSDへの移行を進めるため投資を継続し、3年間で1兆5000億円の投資を行うとのことですが、サムスンは平成27年度だけで1兆3000億円投資したようです。 クラウドコンピューティング需要の大きい米国でHDD(ハードディスクドライブ)からSSD(ソリッドステートドライブ)への移行に対応するため、平成28年秋にカリフォルニア州フォルソム市に開発センタを開設し、インタフェースも現在主流のSATAから、高速なPCIeやSASへの対応を加速させているようです。 なお、3次元に十数層を積み重ねる積層タイプはサムスン電子に遅れをとっていたようですが平成28年3月から量産を開始したようです。また、四日市工場にはキャノンが開発した次世代露光装置といわれるナノインプリント露光装置を導入するようです。ナノインプリントは特殊な光源や高精度のレンズを用いないため低コストになるとされており、原版は大日本印刷が対応しているようです。 平成28年3月に医療機器の東芝メディカルシステムズを6655億円でキャノンへ売却し、白物家電の東芝ライフスタイルを数百億円で中国の美的集団へ売却したようです。今後は電子デバイス(NANDフラッシュメモリ)1.6兆円と電力・社会インフラ(火力、原子力発電など)2.6兆円に集中するようです。平成28年4月~6月期に営業損益が200億円の黒字に回復、平成28年4月~9月期に回復が加速し営業損益が700億円の黒字になったようです。 NANDメモリのシェア
東芝はNAND型フラッシュメモリの新工場を、システムLSI生産子会社のジャパンセミコンダクタ岩手事業所の隣接地に1兆円を投資して建設するとのことで、2021年度までに稼働させるようです。 HDDのシェア
東芝は、平成29年6月からサーバー向けに、12Gbps/s(前世代品から19%高速、消費電力を29%削減)のSAS高速データインタフェースを可能とした15000rpm高速回転の2.5型HDDの供給を開始したようです。 東芝はHDDで巻き返しを図るため、平成29年に、TDK(マイクロ波アシスト磁気ヘッド)、昭和電工(メディア材料)と協力しHDDの大容量化に取り組むようです。
フラッシュメモリの主な生産拠点(2015年)
東芝は、平成29年3月末に米国WH(ウエスチングハウス)の原子力事業で1兆円近い負債を抱えることになり、半導体事業の売却を検討しているようですが、東芝の半導体を組み込んだレーダーがP1対潜哨戒機や防空警戒管制レーダーに使用されているため、この分野だけは東芝内に残すようです。 パソコン事業は厳しいようです。東芝は不正会計が発覚し、平成27年度に大幅赤字になったことをきっかけに、パソコン事業の統合が発表され、東芝1100万台、富士通420万台、VAIO(SONYから分離)30万台の規模が期待されましたが、レノボ(中国)、HP(米国(日本HP(昭島市)))、DELL(米国)で50%のシェアを有するのに比べ、東芝など3社合計でも3%に達しません。また東芝(中国の杭州工場)、富士通(島根工場(出雲市):ノートPC、アイソテック(伊達市):デスクトップPC)、VAIO(安曇野市)の集約が合意できず白紙に戻ったようです。平成19年に日立が撤退、平成21年にシャープが撤退、平成23年にNECがレノボへ事業譲渡、SONYは平成26年にVAIOへ 事業売却をし、パナソニック(神戸市)も特殊用途に限定していましたが、平成28年には富士通もレノボへの事業売却をしたようです。レノボはNEC(米沢市)と富士通のブランドを購入し日本でのシェアは45%を確保したようです。 このような状況の中、平成29年1月に東芝はダイナブックの新商品(12.5型液晶、厚さ15.4mm、質量1099g、17時間のバッテリー、フラッシュメモリを使ったSSD(ソリッドステートドライブ)で20万円台の4機種)を発表したようです。
平成29年3月期の期末決算で、子会社のウェスチングハウス(米国)が原子力事業で数千億円に及ぶ損失隠しのため、東芝は存立の危機に立たされているようです。 東芝の主な事業部門
東芝は、平成29年に量子計算機でも解読が困難な公開鍵暗号を開発したとのことで、非線形不定方程式の最小解問題に基づいて構成し、格子暗号と同等以上の安全性と計算効率が得られるそうです。なお、共同研究メンバは産業総合技術研究所、北海道教育大、九州大学のようです。 |