富士通  
   
武蔵中原の駅から富士通クライアントコンピューティング株式会社の正面玄関まで歩道橋でつながっています。駅の反対側には富士通中原ビルもあるようです。富士通の本社は東京千葉横須賀にも開発拠点があるようです。
南武線沿線には情報通信関係の会社が多いようで、川崎(東芝)、矢向(NEC)、鹿島田(日立)、向河原(NEC)、武蔵小杉(NEC)、武蔵中原(富士通)、武蔵溝の口(富士通ゼネラル)、武蔵溝ノ口(NEC)、南多摩(富士通)、分倍河原(NEC)などがあるようです。

パソコン事業は厳しいようです。東芝は不正会計が発覚し、平成27年度に大幅赤字になったことをきっかけに、パソコン事業の統合が発表され、東芝1100万台、富士通420万台、VAIO(SONYから分離)30万台の規模が期待されましたが、レノボ(中国)、HP(米国(日本HP(昭島市)))、DELL(米国)で50%のシェアを有するのに比べ、東芝など3社合計でも3%に達しません。また東芝(中国の杭州工場)、富士通(島根工場(出雲市):ノートPC、アイソテック(伊達市):デスクトップPC)、VAIO(安曇野市)の集約が合意できず白紙に戻ったようです。平成19年に日立が撤退、平成21年にシャープが撤退、平成23年にNECがレノボへ事業譲渡、SONYは平成26年にVAIOへ事業売却をし、パナソニック(神戸市)も特殊用途に限定していましたが、平成28年には富士通もレノボへの事業売却をしたようです。レノボはNEC(米沢市)と富士通のブランドを購入し日本でのシェアは45%を確保したようです。

富士通クライアントコンピューティング株式会社は、平成28年2月1日に富士通が分社して設立しレノボグループの傘下となり、ノートPC、デスクトップPC等の研究、開発、設計、製造、販売、企画および保守・修理サポートを担当しているようです。

平成27年国内パソコンシェア
NECレノボ 27.1%
富士通 17.2%
東芝 13.1%
日本HP 11.0%
DELL 10.6%
アップル 7.2%
ASUS 3.3%
パナソニック 2.7%
その他 7.8%

富士通クライアントコンピューティング株式会社は、平成29年に頑丈(200kg全面加圧、76cmから落下)で軽量薄型(799g、厚さ15.5mm)、高いセキュリティ技術(遠隔操作データ消去、手のひら静脈認証)を有した、法人向けPCを@284,900.販売するようです。