焼成講座テキスト紹介




○焼成講座 第1回テキストより「上開窯のつめ方」
「焼成講座」では、成型を終えた作品を焼成し完成させるまでの一通りの工程を学びます。
下のテキストでは、通信講座のために開発された陶芸窯R-101を例に、上開窯の「素焼」の窯詰を解説しています。
「素焼」と「本焼」とでは、その作品の状態が大きく異なります。
成形された粘土を乾かしただけの作品を詰めるという「素焼」の性質を前提に、その窯詰においてやって良いこと・いけないことを分けて丁寧に説明していますので、全く初めての方でも安心して窯焚を進めて頂けます。





○焼成講座 第2回テキストより「釉のかけ方[1]」
「焼成講座」第2回では、湯呑・カップ等の小さめでシンプルな作品の釉掛に適した「浸しがけ」と、基本的な事項に絞った初めての「本焼」を学びます。
下のテキストは、その「浸しがけ」の工程の中盤です。
釉掛で失敗しないためには、釉薬の"水溶液"としての性質を考慮することが重要です。
第2回では、煩雑な作業を伴わない「浸しがけ」を通して、釉薬の基本的な取り扱いを習得します。
また、実際に目で見ることができない作品の内側のかけ方は、イラストで解説しています。





○焼成講座 第4回テキストより「釉のかけ方[3]」
「浸しがけ」ができないような大きな作品の釉掛の方法のひとつに、「流しがけ」があります。
釉薬のかかり具合にむらがあると、焼成時の様々な失敗の元となります。
そのため、釉掛では釉薬を均一にかけることが重要ですが、「流しがけ」で均一に釉をかけるためには幾つかの注意が必要です。
下のテキストでは、容器・台・ロクロの上手い組み合わせ方によって初心者でも安全に均一な釉掛を行う方法と、やってしまいがちな失敗を合せて説明しています。
この様に、失敗を最小限にし確実に作陶を進められる方法を各工程で解説していますので、全く初めての方でも、安心して釉掛や焼成に取り組んで頂くことが可能です。
オールカラー全72ページ