道は烏帽子岳頂上のある方向とは反対の南へと向かって斜面を斜め上へと登っていく。 途中、振り返ると、嬉しいことに 四阿山を覆っていた雲はスッカリ消えており、 その頂上が見えるようになる。 また、湯ノ丸山を見れば、饅頭型の中に北峰の存在もハッキリと分かるようになる。 | |
相変わらず道は烏帽子岳頂上とは反対方向へと進んでいく。 振り返れば、 四阿山の姿がなかなか美しく、 何度も振り返っては写真に収めることを繰り返す。 |
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斜め上へと続く道は徐々に稜線に近づき、10時48分に稜線上に飛び出す。 ここからは下方に上田市や東御市の町並みが見えるようになるものの、その後方の山々は黒みがかってぼやけ気味であり、 一つ一つの山がハッキリしない。 それでも
美ヶ原
(写真 中央部) だけはその特徴ある姿により確認できるのだが、目を凝らすと王ヶ頭が左、王ヶ鼻が右にあるようなので、少々戸惑う。 | |
この場所からは右に曲がって稜線上を進み、 岩がゴロゴロした道を緩やかに登っていく (写真)。 途中、大きな岩と岩の間を抜けるが、この辺はイワカガミの群生地らしい。 そして、少し傾斜が急になってくると、やがて岩が続く斜面の先に標柱が見えてくる。 |
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喉が渇いていたので、岩に腰掛けて暫し休憩。 周囲を見渡せば、烏帽子岳が少し右に傾いた三角錐を見せており、こちらから続く稜線が少し反り上がり気味にその三角錐の一辺を形成している。 | |
11時に出発。 少し平らな道を進んだ後、小さく下るが、この辺は総じて高低差の小さい灌木帯が続く。 一方、この辺は人が多く、大きく平らな岩の上に多くの石が積まれた場所を過ぎて登りに入ると、 下山者とのすれ違いで少しペースが落ちる。 |
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