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道は斜面を横切る状態で緩やかに登っていく。 ササに覆われた道が続く中、一ヶ所だけ小さな岩がゴロゴロした場所を抜け、その先で斜面をジグザグに登っていく。 |
その際、南の方を見ると、 富士山のような形の山がうっすらと見えたのでハッとする。 前回の 三峰山では
蓼科山を
富士山と見誤ってしまったので、今回も 蓼科山かと思ったのであるが、それにしては白い部分が多い。 また、富士山の左にも見たことのある山が見える。 |
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湯ノ丸山もピラミッド型が際立つようになり、さらにはその右後方に烏帽子岳も姿を見せ始める。 道はまた北東方面へと進んでいく。 周囲のズミの花は満開状態、一方、レンゲツツジはまだつぼみの状態が多い。 |
道は左に折り返すものの、すぐにまた右に折り返し、再び北東の方向へと進んでいく。 湯ノ丸山の右後方にある烏帽子岳もせり上がっており、烏帽子岳の左に小烏帽子岳も見えるようになる。 |
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白樺の小さな樹林帯を抜け、一旦左に折れた道はすぐにまた右に折れてまたまた北東へと進む。 そこには標識が立っており、『 角間山 0.3km 』 とある。 この辺は日当たりが良いのか、花を咲かせているレンゲツツジが多く見られる。 |
緩やかに登り、やがて小さな台地状の場所に登り着くと、
目の前にドーム型の高みが見えてくる。 背後に雲が多くなってきてはいるものの、どうやら頂上にて展望を得ることができそうである。 |
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