灌木帯を進むと、すぐにレンゲツツジの群生地が現れる。 なお、レンゲツツジは有毒植物と聞いたことがあるので、放牧されている牛は大丈夫なのかと思ったが、 彼らは本能的にそれを知っていて食すことはないらしい。 | |
このレンゲツツジの群生地を過ぎると、道は斜面を下るようになるとともに、樹林帯へと入っていく。 その樹林帯の中を 10分ほどジグザグに下って行けば、やがて樹林が切れて下方に広場のような場所が現れる。 |
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写真がその広場で、後方の山のさらに後方に角間山のドーム型をした頂上が見えている。 その広場には 13時3分に到着。 案内図も置かれており、それによれば鹿沢温泉まで 0.5kmとのことである。 ここで少し休んでも良かったのだが、15、6人の団体が十字路付近にて休んでいたので、そのまま立ち止まらずにまっすぐ進む。 | |
なお、ここは猿飛佐助の修行の地とのことで、 手元の地図にもそう書かれた碑があることが記されている (恐らく、写真の中央やや右寄りに写っている白い標柱がその碑であろう)。 しかし、一般に猿飛佐助が修行したとして知られているのは角間山と湯ノ丸山を結ぶ稜線の反対側にある角間渓谷らしい
(岩屋観音付近、猿飛岩もある)。 恐らくこれで見納めになる湯ノ丸山をカメラに収めた後、東屋の右下方を進んで樹林帯に入る。 |
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最初はほぼ平らな道が続き、牧場柵のような場所を抜けると、 平らな道の中に時々緩やかな下りが現れるようになる。 一旦樹林を抜けると、車の音も聞こえるようになり、下方には建物の屋根も見えてくる。 再び樹林帯に入った道はすぐに折り返して樹林を抜け、スキー場のようなスロープを下っていく。 | |
そこから車道を北に進めば、今朝ほど辿った道が左に現れ、 さらに 『 雪山賛歌の碑 』、『 百番観音 』 と続き、車を駐めたトイレ前には 13時22分に戻り着いたのであった。 本日は、『 歩く 』 ことに重きを置いた登山の第二弾として湯ノ丸山を選んだが、 最初に登った角間山にて最高の展望が得られ、また湯ノ丸山、烏帽子岳の縦走も楽しく、充実した山行となった。 まだ左膝が下りの急斜面では痛むので、 当分はこの 『 歩き 』 中心の山行を続けたいと思う。 |
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なお、折角 『 雪山賛歌 』 の碑に出会えたので、 碑がここに建てられている理由が書かれた説明書きを掲載しておきます。 さらに余談ですが、帰りは混雑が予想される関越自動車道を通るのがイヤで、佐久間北ICから中部横断道に乗ってみました。 |
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