角間山、湯ノ丸山、烏帽子岳 ( 角間山:1,981.2m、湯ノ丸山:2,101m、烏帽子岳:2,066m ) 2019.6.18 登山



【PHOTO & 記録 角間山、湯ノ丸山、烏帽子岳 11】

小さな岩が積み重なった斜面を登る。

岩の重なりを崩さないように慎重に登っていくと、すぐに足下の岩は大きくなってくる。
この辺の岩は、地面にしっかり根を張っているので安心である。

また、岩の隙間を草や灌木の緑が埋めており、これがなかなか良い雰囲気を醸し出している。 その中にイワカガミも見ることができる。

やがて岩が少なくなって土の露出が多くなってくると、傾斜も緩み始め、 灌木の間を進めば右手上方に頂上が見えてくる。
頂上付近はさらに一段高くなっており、その斜面には岩がゴロゴロしている (写真)

その岩の上を伝って行けば、すぐに多くの人々が憩う烏帽子岳頂上である。到着時刻は 11時12分。

頂上には標柱が立っている他、その足下に三角点の盤石のようなものが置かれているが、 三角点は置かれていない。

さて、ここからの展望であるが、北東に角間山がよく見え、その左後方にある 四阿山と根子岳も (写真) 今はスッカリ雲がとれてそれぞれの頂上がハッキリと確認できる。

残念ながら北アルプスはほぼ雲に覆われてしまっており、今朝ほどの角間山からの展望が素晴らしかっただけに、 今更カメラを向ける気になれない。

北アルプスの手前、ここから距離が近い山々は、それなりに見えてはいるものの全く知らない山域のため同定が難しい。

こちらは角間山。
湯ノ丸山北峰から北へと下る斜面の先に角間峠があり、そこから今度は北東に登っていけば角間山に至るわけで、今朝ほど辿ってきたルートがよく分かる (無論、角間峠は見えないが・・・)

しかし、こう見ると、角間山の西側に見えるピークも頂上部分がササ原になっているようで気持ち良さそうである。
そのピークへの道はなかったと思うが、事前に分かっていれば少し寄り道を考えても良かったかもしれない。

南西にある 美ヶ原霧ヶ峰は見えるものの、 中央アルプスは全く見ることができない。
さらに左側の 蓼科山北横岳は確認できるが、北横岳より左側は雲の中であり、 天狗岳南八ヶ岳は全く見ることができない。

写真は 蓼科山方面 (中央)
蓼科山の左には前掛山が続き、その後に一旦下った尾根は北横岳へと上っている。
となると、北横岳の左に続くのは大岳ということになろう。

混み合う頂上では休憩する気になれず、11時19分に頂上を後にして往路を戻る。

順調に下り、小烏帽子岳には 11時31分に戻り着く。
往路の時と同じく、ここで小休止する。

休憩中、北西方向を見ると、 高妻山は雲に隠れ気味であるものの、その左に 戸隠山、 本院岳、西岳と続くギザギザした稜線がシルエット状に見えたのであった (写真)

写真 右に見えている頂上部分が雲に隠れている山が 高妻山で、 その左に下る稜線が鞍部に至る手前のピークが戸隠山。
そして鞍部の左側が本院岳、西岳である。


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