天狗岳 ( 天狗岳 = 西天狗:2,646.0m) 2017.11.7 登山



【PHOTO & 記録 天狗岳 6】

この鞍部は、 まさしく馬の鞍のようになっていて左右が大きく開けているため、 根石岳に向けて進むに連れて、 左右ともに見える山がドンドン増えてくるのが面白い。

左手には 乗鞍岳 (写真)十石山霞沢岳などが見えるようになり、さらには 乗鞍岳の左手には 御嶽経ヶ岳も見えてくる。
一方で、剱岳西天狗の斜面に隠れてしまうようになる。

こちらは左手に見えてきた 御嶽

そして、右手の方は 甲武信ヶ岳の右に先程と同様 国師ヶ岳金峰山と そこまで続く稜線が見えるようになり、当然 小川山も見えている。

少し進んで左手を見れば、中央アルプスが徐々に姿を見せ始め、 木曽駒ヶ岳、 中岳、濁沢大峰といった山々が確認できるようになる。

進むに連れて中央アルプスの見える範囲は南へと広がり、熊沢岳、 空木岳南駒ヶ岳も見えてくる。

写真 中央、やや右側の一番高い山が 木曽駒ヶ岳
また、写真 左手には左から仙涯嶺、南駒ヶ岳、空木岳が写っている。

さらには、 根石岳への登りに入り、高度を上げて振り返れば、 硫黄岳の右に 赤岳、中岳、 阿弥陀岳が見えるようになる。

また、中央アルプスはさらに見える範囲を広げ、越百山、 安平路山も確認できるようになり、 安平路山の左手前下方には南アルプスの 入笠山が見えている。

写真は左から硫黄岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。

さらには南アルプスの主峰群も 阿弥陀岳の右後方に見え始め、 うっすらとではあるものの 鳳凰三山北岳甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳が見えている。
高度をさらに上げていくと、北岳甲斐駒ヶ岳の間には アサヨ峰塩見岳も見えるようになる。

写真 中央の山が 甲斐駒ヶ岳
甲斐駒ヶ岳の右の山は 仙丈ヶ岳で、 甲斐駒ヶ岳の左に見える大きな山は 北岳
また、北岳の右後方には 塩見岳が見えている。

根石岳の頂上には 11時35分に到着。

身体的にはここでユックリしたかったが、時間が経つと展望も徐々に悪くなることが考えられるため、 先を急ぐ。
なお、ありがたいことに稜線上でも風はそれ程強くない。

雪が残り、一部凍っている斜面を慎重に下る。
目の前には東天狗と 西天狗がよく見えており、 その間を結ぶ稜線の後方には 蓼科山も少し顔を出している。
また、東天狗の右後方には 浅間山が見えるようになる。


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