また、 針ノ木岳の左後方には蓮華岳も姿を見せており、 針ノ木岳の右には北葛岳、七倉岳、そして 餓鬼岳が続く。

写真 中央 やや左の山が蓮華岳。
蓮華岳の右に見える少々鋭角な頂を持つ山が針ノ木岳。
針ノ木岳の左にあるスバリ岳は、今や蓮華岳の大きな山容に包み込まれてしまっていて、少々見にくい。
針ノ木岳の右下後方に見えている山は北葛岳。

特筆すべきは、 餓鬼岳の後方にうっすらと 富士山が見えていることで、 富士山の右には 甲斐駒ヶ岳、 北岳、 仙丈ヶ岳といった山々も 何とか確認することができる。

写真 中央のドーム型の突起が餓鬼岳。
餓鬼岳の後ろに 富士山が見えている。
また、餓鬼岳の右側手前には唐沢岳が見えており、餓鬼岳から右に延びる稜線上にはケンズリと思しき高みも見えている。

そのケンズリの右後方にうっすらと見えているのは 鳳凰山のようである。

こちらはさらに右側。
中央に 槍ヶ岳が見えており、 その右に 奥穂高岳、左に前穂高岳が並ぶ。
前穂高岳の手前にある山は野口五郎岳で、その左方に続く稜線上に三ツ岳も見える。
また、写真では分かりにくいが、三ツ岳の右後方にはうっすらと中央アルプスも見えている。

写真の左端後方に見えているのは 常念岳で、 その右に大天井岳も見えている。
また、少々分かりにくいが、写真後方右側には 乗鞍岳と 御嶽も写っており、 乗鞍岳の左手前には 水晶岳も見えている。

こちらは上記写真のさらに右側。

写真 左側後方にうっすらと 乗鞍岳、 御嶽が並んでおり、 御嶽の右に 笠ヶ岳が見えている。
写真 中央の山は 黒部五郎岳で、 そのさらに右に 薬師岳、 北薬師岳が続いている。
また、薬師岳の手前の山は越中沢岳である。

なお、人々が立っているのは 雄山の 三角点がある場所。

素晴らしい景色を堪能した後、１３時１０分に神殿から下り、 『 立山雄山神社本宮 』 と彫られた石碑前で小休止する。

カメラのバッテリー残量が少なくなってきたので、ここで交換する。
素晴らしい景色の連続に、本日ここまで ２８０回以上シャッターを切ってきたためであるが、この数はフィルム時代には考えられなかったことであり、 デジタルカメラに本当に感謝である。

１３時１７分、大汝山を目差す。
写真の標識に従って左に進む。

ここから大汝山へは それ程大きなアップダウンのない岩場の道が続く。
こちら側はあまり日が当たらないのか、先日降った雪が岩の間に多く残っている。

前方には別山へと続く縦走路がよく見え、その後方には 剱岳が ドッシリとした姿を見せている。
今年は 剱岳を諦めたが、来年は是非とも登りたいものである。

また、左下に見える室堂平方面、そして大日三山も素晴らしい。

写真 中央が大汝山。