暫く展望の無い道が続くが、
やがて逆光気味ながら後方に赤沢岳、鳴沢岳が見えるようになる。 また、赤沢岳の右にはスバリ岳、 針ノ木岳も見えているが、 木々が邪魔をしてなかなか見通すことができない。 写真はその赤沢岳。 | |
前方には大観峰駅が見えているものの、 駅はまだまだ小さい。 大観峰駅の標高は 2,316mで、東一ノ越の標高は 2,480m程であるから、
大観峰駅を下方に見るところまで登らねばならず、道程が遠いことを思い知らされる。 |
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道の方はササが煩い場所が時折あるものの、 よく踏まれており、木で階段状に整えた場所もあるなど、しっかり整備されていて歩き易い。 やがて道はササの多い地域を抜け、灌木帯を進むようになる。 大きな岩の連なりが下方へと落ち込むガレ場を横切ると、背後の展望が一気に開ける。 | |
振り返れば、先程の 針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳に加え、 その左に岩小屋沢岳が見えるようになり、さらに左側には布引山、 鹿島槍ヶ岳 (南峰) も姿を見せてくれるようになる。 写真の山は、左から赤沢岳、スバリ岳、そして針ノ木岳。 |
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さらに少し進めば、 鹿島槍ヶ岳の左に 五竜岳も見え始め、 ドンドン広がる展望にテンションが上がる。 右手を見れば、大観峰駅がかなり大きくなってきてはいるものの、 位置的にはまだ駅の方が高い。 道は南西へと進み、大観峰駅からドンドン離れて行く。 写真において、一番左の山が 五竜岳。 | |
やがて、
道は再び大きくガレた岩の流れにぶつかり、その縁に沿って右上に登っていく。 |
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